憧れて、食べた日(エッセイ)
益田ミリさん作『僕の姉ちゃん』
ドラマ化もされた作品だ。
私はこのドラマの中で、「姉ちゃん」こと「ちはる」さんが作中で食べていたお菓子。
『ホワイトロリータ』に目が行った。
原作の中では登場しない、ドラマオリジナルで、よく登場するお菓子なのだが、私は、姉ちゃんが食べていたこの『ホワイトロリータ』に物凄く惹かれた。
『ホワイトロリータ』と同じ種類のお菓子は食べたことがあったが、『ホワイトロリータ』を食べた記憶は覚えていなかった私。
「ホワイトロリータ、食べたい……ちはるさんみたいに、何本も一気に食べてみたい……っ」
そんな気持ちが芽生えてから、私は買い物へと出かけた。スーパーへ出かけたついでに『ホワイトロリータ』探し。
スーパーのお菓子コーナーを見てみれば直ぐに『ホワイトロリータ』は見つかった。
「あった!ホワイトロリータ」
私は小声でひとりごと。
一袋手に取りカゴの中へ。
無事に購入出来た『ホワイトロリータ』
憧れた『ホワイトロリータ』
他の買ったものを冷蔵庫や冷凍庫の中に入れ、私は『ホワイトロリータ』を手に持ち、くつろぎ始める。
早速袋を開けて、ちはるさんと同じ様に『ホワイトロリータ』をテーブルに少し広げる。
1つ手に取り、クルクル巻かれていた包みをほどき、口へと運ぶ。
「んふふふ、おいし、うまっ!」
憧れた『ホワイトロリータ』は、クッキーのサクサク感と、ホワイトチョコの味が融合され、私好みの味。
好みど真ん中だった。
ちはるさんの様に1つ袋丸々食べる事は出来なかったものの(笑)ちはるさんと同じモノを食べた感覚が、何だか面白くて楽しかった。
そんな、お話。
🍪追伸🍪
昨今の値上がりの波は『ホワイトロリータ』も例外ではなく、この時購入した値段よりも、今は50円以上値上がってしまった。
もう、簡単に手を伸ばせるお菓子では無くなってしまいました…。