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囲む山々、澄んで見えてきた(エッセイ)

朝と夜の冷え込みが段々と強まってきた今。
暦ではもう『冬』だそうだが、冬の足音はもう少し遅れてやってくるらしい。

と言いつつ、風が吹くと冷たさを帯びるようになったし、水道の水も冷たくなってきた。

あ〜、寒い季節がやってきてるわ〜。

なんて思いながら、凍える寒さに密かに怯えている(笑)


そんな寒い季節に向かっていて、怯えている私でもあるが、そんな冬という涼しい季節が近付いてきて嬉しい事は空気がカラッとしてきて澄んできている事。

けれど、その澄んでいるというのは=乾燥。なのかもしれない…(笑)

そんな私のいる場所は、何回も言うが海はないが『山』はある場所、土地である為、晴れてさえいれば山が見える。

そんな見える山の見え方が、夏と比べると良く見える日が増え、山の輪郭がハッキリ見える日も増えてきた。

「澄んできてるわー(笑)」

なんて独り言が炸裂する程だ。

真夏の時は山を見ると白いモヤがかかっていて、晴れているのに曇っている様な感じだった。

輪郭は見えるけれど、白いモヤのせいで山の青さが何処か滲んでボヤケていたのだ。

それが、今は変わってきている。

空気が涼しくなって澄んできたからか、本当に山の青さが綺麗に見える。

それが冬の訪れを知らせている様で、冬の寒さに怯えている私でも「寒いけど!さむいけど!山が綺麗に見えるなら、まぁ〜、いいか?」

なんて思うほどた。

……といいつつ、やっぱり寒いものは寒い!と文句を言いそうだが(笑)


山が綺麗に見えてきた。


遠くを綺麗に見渡せる季節は、少しずつ近付いてきてきている。


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