眼鏡をかけたくなる時もある(エッセイ)
私はまだ眼鏡をかける必要のない視力を維持しているものの、スマホをいじるようになってから、視力は悪くなった。
両親ともに眼鏡をかけているが、私は未だ眼鏡をかける事なく、学生の頃は視力が良いのが自分の中でちょっとした自慢でもあったのに…。
スマホ、恐ろし………。
話が逸れたので話を戻すが、そんな私は、オシャレアイテムとしても眼鏡をかけることは全くなかった。
そんなある時。
生まれて初めて右目にものもらいが出来た。
朝起きて鏡を見たらビックリ!右目の瞼の端っこが赤く腫れている。
まばたきをする度に痛いし、重くて辛い。
すぐ近くの眼科に行き、薬を貰ったものの、問題なのはアイメイクが暫く出来なくなった事。
でも…私の自身の気持ちとしては、目のお化粧は大切で、外出する時の武装の肝!
…………どうしようか………?
そんな事を思いながら、私は代わりにと、100均でおしゃれ眼鏡を購入。
見た目は100均に見えないおしゃれな眼鏡。若干歪みが気になるけれど、そんなの気にしなければ大丈夫!
初めて出来たものもらいがきっかけとなり、私は伊達メガネを使う様になった。
眼鏡を毎日かけている人は『眼鏡をかけている』という意識は、段々と無くなっていくと思うが、普段かけ慣れていない私にとって、眼鏡は意識せざるおえないモノになる。
そして、そんな眼鏡は、時として私に、こんな気持ちを抱かせる。
『眼鏡をかけて、目立たなくなりたい』
何でこんな事をほんのたま〜に思うのか謎だが、大体はアイメイクの失敗だ(笑)
アイメイクを失敗した時に思う事が大半な為、何だかな〜?なんて思う事あるが
それとは別の………
ココロの気分的に、眼鏡というレンズを一枚隔てて覆いたくなる時がある。
けれど、何だかマスクの様に癖づいてしまいそうな私がいる為、少し我慢をしてその気持ちに蓋をする。
……そうすると、段々とその気持ちは薄れていくから、グッジョブ私!と思う。
そんな気分の繰り返し。
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