日の長さで…寂しくて(エッセイ)
酷暑、線状降水帯、台風……
なんか、色々な天候の移り変わりが、何処となく人のココロをトゲトゲさせているような気がしていた。
勿論、私も。
そして、昼間の暑さは続くものの、真夏に比べれば、少しだけ朝晩は涼しくなってきたし、日が落ちるのも、昇るのも、早くなり、遅くなった。
それは仕方のない事だと分かっているけれど、それでも不安のような気持ちを感じてしまうのは何故なのだろう。
子供の頃は、全然そんな事気にしていなかったし、もしそうだったとしても何てこと無かったのに。
今は、パチッと目が覚めてしまった時に日が昇っておらず、まだ暗いままだと何処か寂しく思う私が居る。
早く日が昇れと思っている私が居る。
だから、夏は良かった。
日が沈むのは遅くなるし、朝は陽が昇るのが早い。
こうしてnoteを書きながら思ったが、私が夏という季節の好きな所の1つなのかもしれない。
夏だったなら、今思うような日の早さ、遅さに、最低でもさみしく不安に思う様な事はなかったから。
これから、冬が訪れる。
今よりもっと日が沈むのが早くなり、昇るのはずーーっと遅くなる。
私はそれが…何だが嫌…。
こんな気持ちになる私になるなんて。
何処で道を曲がったのだろう。
日の長さで…寂しく思う。
そんな私にこんにちは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?