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従業員の死別

なんだか今年は葬儀がやけに多いなと思う。
ようやく祖母の四十九日も終わってやれやれと言うタイミングで病気療養中だった従業員が亡くなったと家族から連絡がありました。

会社としては病気治療による休業相談を受けた際に今回は長期療養になりそうな印象を受けたため、長期不在になっても業務が滞らないよう一旦業務フローを見直しを行い、復帰後に本調子になるまではサポートに入れる態勢まで整えておりました。
1ヶ月ほど入院したあと退院して自宅療養に切り替わったとの話を聞いていたので『入院で低下した体力がある程度戻れば職場復帰できそうですね』と電話で話をしていたのですが、実際には末期の状態で病院ではこれ以上は手の打ちようがない状況だったようです。

亡くなった後の会社の処理は淡々と事務処理。
雇用保険や社会保険関係の喪失手続きと住民税の徴収法の変更。雇用保険の喪失手続きは『亡くなられたのであれば賃金確認不要です』と言われたり、住民税に関しては去年のモノとはいえ、死んでも年度分は徴収するのか…と手続きする度に微妙な気持ちにさせられました。生前に給付申請していた傷病手当金の残り分の書類を用意してご家族に渡しましたので、あと残っている作業としては退職金(有給残分を買取程度)と源泉徴収票の手続きぐらいです。

自分が関わった会社で現役の従業員が亡くなったケースは今回が初めてでしたが、人口減少で相対的に高齢者雇用が増えていくと同様のケースがどんどん出てくるんだろうな、と考えさせられました。

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