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韓国産漫画、『The Lady Alchemist(淑女の錬金術師)』は、米国小説を原作からメディアミックスされた作品

前置き

新しい作品に出合いました。

韓国産漫画、『The Lady Alchemist(淑女の錬金術師)』は、米国小説を原作からメディアミックスされた作品なんです。Samantha Vitaleが作者で、こっちが原作です:
https://www.amazon.com/Lady-Alchemist-Samantha-Vitale/dp/1951710177

これらが漫画版作品のメインキャラ達:

淑女の錬金術師

ふむ。メインキャラの3分の2は日焼け肌に見えるんだが、もしかすると一部のスペイン人みたいな外見ですな?
でも、一応、上の画像だけじゃなくて金髪の白人男性キャラもいるので、下の画像も御覧ください:

で、金髪男性キャラも登場してるんだから、恐らく世界観とか舞台に金髪の肌薄い女性キャラもいるんでしょう。ですが、この作品では日焼け肌の女性が主人公なので、表紙絵に出てくるのは彼らだけです。まあ、いつものファンタジー世界に肌薄い女性主人公ばかりでしたから、こういう作品があっても新鮮で良いと思ってますね(黒人男性主人公と金髪白人王女メインヒロインのラノベとかアニメやエロゲーがあってもいいように)

この前、アフリカ系アメリカ人が中国風な異世界ファンタジーの主人公になた作品もご紹介したばかりですね。

Fighting to be Kind in a Cultivation World
という作品で。

こっちの作品もWEBTOONS版とか、日本の漫画にメディアミックスされてもいいのでは?

中国風ファンタジーに黒人男性主人公が活躍するとか、ちょっと斬新で世を騒がせてくれるんでしょうねw(漫画とかアニメになったらw)

でも、一応は地球の中国ではなく、ファンタジー世界にある『中国風な国』なので、なんでもありな設定とも言える。だから、全ての要素が中国自体を再現しなくても良い。だが、登場人物の多くの肌色を白いままにするのは作者の中国文化に対するリスペクトが感じられて良いです。

でも小説を読んでみたら、本当に中国文化にある程度詳しい主人公なので、礼儀のなってない特有なアメリカ文化っていうお笑い満載な展開はあまり見られずに、尖ってる異文化交流って内容を期待するならガッカリするかも。だって、黒人主人公であるJames Delinionは、彼が異世界人であるということは現地人に隠し通したいと思ってそうなので、彼がアメリカ人であると明かすこともなく、現地の文化に溶け込もうとするばかりを考えてるようなのです。一応、その世界は南地に褐色肌の民族も住んでるって設定あるので、主人公は自分がそこから旅人してきたって言い張ってたようです。

なので、異文化交流ってシチュは皆無に近い。既に中国風な文化に染まった振る舞いをしている主人公なんですから。文化の違いを指摘するのは主に主人公の脳内で行われてる行為なので、表向きはローカルの文化に迎合しようとする努力を見せるようです。異世界人だとバレたら、もっと高級な修行者や神々に人体実験されそうなので、って彼が懸念したから。

それに、主人公の性格は優しくて、お人良しが過ぎるので、ちょっと危機感が足りずに常識を持ってない人って設定になったのは一部の俺TUEEEな展開を期待してる人からは受けないかも。

https://www.scribblehub.com/series/142328/fighting-to-be-kind-in-a-cultivation-world/

でも、女性キャラのために読むのも一つの手なんです。蜘蛛身体の女性ヒロイン、Gongの登場は賛否両論なんだが、モン娘がお好きならどうぞご一読ください。そして、物語の中盤に出てくる高級修行者である『Senior Song』は魅力的なのであっちも良し。

では、ここまでです。

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