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龍が如く5 夢、叶えし者

いやあ、ゲームレビューでは酷評されていた龍が如く5でしたが、実際にプレイしてみたら、ホントにひどかった(笑)
プレイ時間は50時間くらい。
難易度はイージー。

まず、5人のキャラを操作するんだが、多すぎ(笑)
登場するたびにイチから育てないといけないのでめんどくさい。
如く4では4人のキャラを操作したけど、あれは初めてのことでいろいろな視点から見れて楽しかった。
しかし今回はシナリオを描く人が5人いるんじゃないかっていうくらい整合性もまとまりもないストーリー。
今までも龍が如くって突っ込みたくなる無理やりストーリーがたくさんあったんだが、今回は吹き出してしまうくらい滑稽すぎてバカバカしい。

ここからはネタバレを多数含むので、見たくない方はご注意ください。

第一章はみんなに人気の桐生ちゃん。
福岡でタクシーの運転手をしています。
ここは、まだよかった。
レースゲーム苦手なのでアナザーストーリーは無視して本編とサブストーリーをひたすら進めていく。
今回はサブストーリーが発生するとマップ上に表示されるので、これはわかりやすくてよかった。
タクシー会社の人とのやりとりも面白くて、まあいつもの感じで進められた。
桐生ちゃんの大根おろしの極みはえげつなくて毎回顔をしかめてしまったが…(笑)

スウェットの桐生ちゃんw

第二章は前作で私の一押しの冴島。
前回はあんなに魅力的なストーリーだったのに、今回はなんだか退屈。
妄想で街を歩くシーンとか必要?
脱獄がいくら何でも!っていう展開が多すぎ。
奥寺の正体が気になってアナザードラマを最後まで進めたんだけど、これがまた期待外れ(笑)
村人がなぜ気づかないのか不思議だし、警察に連絡しないのも不自然。
この集落は実は麻薬を栽培していて、警察とはかかわりたくない人々なんじゃないかと思ったが、そういうわけでもなかった。
このへんからどんでん返しを繰り返してストーリーに無理が…
どんでん返しを2回繰り返すと元の立ち位置に戻ってしまうので、なぜ敵対しているのか???なことになってしまい、ポカンとしながら進めることに…

第三章は遥と前作でイケメンで人気の秋山。
遥のパートはリズムゲーム。
極道のアクションゲームなのに、なぜリズムゲームをやらんといかんのじゃ。
遥でリズムゲームはまだしも、秋山のサブストーリーでもリズムゲームやる羽目になってるし(笑)
しかし、ストーリーはここがいちばん面白かった。
朴社長が娘のように遥のことをかわいがるシーンはよかった。
秋山の活躍が少ないことが残念だったが…


朴社長は自分の娘のように、遥は母のようにお互いを思うのが切ない

第四章は初登場の品田。
このパート、いらなくね?
実は街の人が裏社会の人間でしたって、無理がありすぎ。
そろそろ飽きてきて退屈で眠くなったパートでした。
哀川翔が金貸しでよかったので、何とか持ったけど、それ以外はどうでもいい内容だった。

最終章は今までの登場キャラが集合して、それぞれのラスボスと戦うんだけど、このへんのストーリーがわけわからん(笑)
なぜ、戦うのかわからんし、長すぎ。
途中で品田がドブに落ちるシーンがあって、ボタン連打し成功するとストーリーが進むシーンで、なかなか上手くできなくて3回くらいやり直した(笑)
直前からやり直すのではなく、ザコ戦からのやり直しなのでめんどくさかった。
ムービー入ってからのボタン操作ならまだしも、バトルの途中でいきなりQTEが入るので戦っている最中に急に別ボタンなんて押せないよ…
失敗の連続でかなりストレスフルなバトル。
ラスボス連戦で、何回も連打を要求されるので、親指が痛い…
イージーなのになかなかダメージ入らなくて戦闘が長引いて、途中のムービーもやたらと長くて、うんざり…

品田は第四章で話が完結しているのに無理やり最終章で戦わされることになったので、はじめましての馬場ちゃんと戦うことに…(笑)
おまけに品田に負けて絶望した馬場ちゃんの自殺を止めるために、網走から「超法規的措置」で獄中仲間が駆けつけるっていう無茶苦茶な展開www
やっぱ、品田、いらね(笑)

ラスボスはただのザコと思っていたキャラで、おめーかよ!って感じw
途中で兄貴に裏切られたとオロオロして冴島にコテンパンに殴られたあいつが近江連合の次期幹部候補???
黒幕なら知っていたはずだし、なぜそんな演技をする必要があったの???
近江連合の幹部の息子が東条会の会長の護衛役なんて、身元調査ガバガバやん(笑)
無駄に体力があるから、倒すのに時間がかかるのも腹が立った。

夢夢と連呼する割にあっさりと夢をあきらめてしまう遥にも違和感だし、エンディングで遥はどうして桐生ちゃんの居場所を知っていたのか?
舞台をほったらかして無責任すぎないか?

長くなってしまったので、まとめますね。
裏の裏をかいたら表に戻ってくるので、ストーリーに整合性が取れず、龍が如くはストーリーが命のゲームなのに肝心のストーリーがグダグダすぎて、まったくつまらないゲームになってしまった。
しかし、龍が如くのファンとしてはナンバリングタイトルは無視するわけにはいかないのでやるしかないのがつらいところ。
次は龍が如く6をやらないといけないんだが、これがまた評判が悪いのでさっさと片づけたい。

では、また!


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