龍が如く6 予想外の面白さ(笑)
龍が如くをずっとプレイしてきて、レビューでは評価が低いことが多い龍が如く6(笑)
発売順にやっていくなら龍が如く5の次は龍が如く0に行くんだけど、0は評判が良いので、先に評判のよくない6を片付けることにした。
おいしいものは後にとっておくタイプです(笑)
龍が如く5はストーリーが崩壊していてひどかったが、今回はまあ突っ込みどころは多数あるものの、5に比べれば全然よかった。
プレイ時間はイージーで25時間くらい。
少ないですね。
戦闘は簡単です。イージーだけど…(笑)
龍が如く5はダメージがなかなか入らず、ラストバトルは何人もボスが出てきて、やたらと長いわりにエンディングのムービーはあっという間に終わってしまい、内容も満足いくものではなかったのですごく消化不良だったけど、今回はボスバトルがあっさりしていてその分ムービーが長い。
ここは賛否両論あると思うけど、私は龍が如くはストーリー重視なのでありがたかった。
今まではPS3で開発されたものをPS4に移植したものだったのが、今回はPS4で開発されたものだったので、映像は格段にグレードアップされていた。
セーターの網目模様や髪の毛の細かな流れなど細かい部分が描かれていて、ますます実写に近くなったと思う。
尾道の街の坂道の多いのどやかな雰囲気もよかった。
神室町のギラギラした様子もパワーアップしていたと思う。
改めてPS4への進化はすごかったんだなあと思った。
電話ボックスを探さなくても、いつでもセーブできるところはありがたかった。
ただ、せっかく龍が如く5でサブストーリーが発生すると地図に現れたのに、今回は受けたタイミングでしか地図に載らないので、攻略サイトを見ないと発生した場所がわからず、不便だった。
子供のころから成長を見守ってきた遥が、ヤクザと何となく雰囲気で子供を身ごもってしまうっていう展開は驚きでした。
出来れば遥には看護師さんとか弁護士とかまっとうな堅気の仕事についてほしかった。
もっと真剣に恋愛をして、結婚して子供を作ってほしかったのに、そんなビッチな子に育ってしまったとは…
酷評している人も、遥の行き当たりばったりな行動に腹を立てているようです。
まあ、その気持ちはよくわかるが、生まれた子供は大事にしているし、命を張って守ろうとしているし、そもそも子供は思い通りに育たないものなので、良しとしよう(笑)
今回の作品は大物タレントの声出演が多くて、予算をだいぶそこにつぎ込んでしまい、ストーリーが薄くなってしまった気はします。
ビートたけしの広瀬親分は安定の演技上手ですが、今回驚いたのは宮迫の南雲がすごく上手だったこと。
田舎の小物ヤクザ感がとてもよく出ていて、演技も自然で、桐生ちゃんとのからみもいっぱいあったのに、上手に演じていると思いました。
あんなに才能のある人なのに、最近の様子を聞くととてももったいないと思います。
ただ、ずっと小物で終わってほしかったのに最後は桐生ちゃんに兄弟と呼ばれたのは納得できない(笑)
桐生ちゃんの兄弟は、真島の兄さんクラスの大物じゃなきゃいけないでしょ…
桐生ちゃんも雰囲気で兄弟なんて、呼ばないでよ(笑)
今回は大物タレントをたくさん起用したためか、真島の兄さんや冴島などのおなじみキャラの出番がほとんどなかったのが残念。
真島の兄さんのファンとしては、もっと大活躍を期待していたのに…
菅井はずっと小倉智昭だと思っていたけど、違ったのね(笑)
声優は中尾隆聖さん、フリーザ様の声をやった人なんですね。
声優さんとは顔も全然違うのに、なぜあんなに小倉智昭に似せたキャラづくりにしたんだろう。
徹底した小物悪役なので、小倉智昭の印象がものすごく下がった(笑)
関係ないのに…(笑)
悪役だけど、最後にいい人になって株を上げる大物タレントの役と最後の最後まで悪役で終わるタレントの違いは何なんだろう。
モデルのいるタレントだったら最後はいい人になったほうが、イメージが良くなるはずなのに。
一番かわいそうなのは、まったく関係ないのに勝手にクズ認定された菅井に似ているだけの小倉智昭なんだけどね(笑)
あんなに大げさなフリで入った「尾道の秘密」の解明が、小学生の宝探しレベルだったことに笑ってしまい、残念だった。
あれじゃあ、小学生が何かの拍子に見つけてしまいそう…
それで極道にシメられたら、小学生かわいそうすぎるでしょ…と突っ込みたくなることしばし。
12章くらいまでは楽しかったんだけど、そこから急に小学生レベルの話になってしまった。
まあ、龍が如くらしいといえばらしいんだけど…
今回、最初にストーリーを進めている間はスクショができなくて、ストーリークリアしないとできないんだろうなあと思いながら進めていたんだけど、スマホのカメラが使えたらしく、コントローラーの上ボタンでカメラが起動する仕様。
その機能を知ったのが、ラスボスの直前(笑)
説明、あったかなあ?見逃したのかも。
もっと早く知っていれば、尾道の景色とか神室町の景色とかいっぱい撮ったのに残念…
でも、ムービーはどっちみちスクショできなかったんだよね。
私は最初に龍が如く7から始めたので、7で桐生ちゃんや真島の兄さんが登場した時も、なんか聞いたことある名前の人が出てきた、ぐらいにしか思っていなかったのですが、1~6までやってきていろいろな相関関係を理解したので、もう一度龍が如く7をやってみたくなりました。
もちろん強くてニューゲームでストーリーだけサクッとですが…(笑)
もし、初めて龍が如くに触るなら7からやるのは正解だと思います。
新しいのでUIも使いやすいし、登場人物が新しくなっているので新規で始めてもわからなくなることがないです。
戦闘も簡単で素人にもとっつきやすかったです。
ストーリーも今にして思えばよくできていました。
そこで面白いと思ったから龍が如く極から始めたので、多少UIが不便でもここまでやってこれました。
龍が如く極から始めたら画像の粗さとかが気になってしまったと思います。
8とか外伝とかは買っていないので、セールになったら買おうと思います(笑)
あとは0を残すのみとなりました。
ちょっと寂しいです。
では、また!