Jazz is POP!~ブッチャーブラウン
「Jazzy」はボクの音楽ジャンルです
純粋なジャズだけでなく、もっと広いイメージでジャズを楽しみたい…
それが「Jazzy」です
さて記念すべき第1回は…
たしか今年の2月に雑誌「BRUTUS」が
「Jazz is POP!」というテーマでジャズ特集を組んだね
でも
このテーマだったら…
ジャズとポップの橋渡し的な音楽の紹介ももう少しあったらイイのになぁ…なんて思ったよ
定番のロバート・グラスパーやエスペランサ・スポルティングとかは出てましたけどね…
ボクの場合
いきなりジャズを聴いても、難しくてなかなか楽しめなかった
例えば
ジャズをサンプリングしたヒップホップをきっかけにジャズを聴いたとか
スムースジャズがきっかけだったり、
あるいは'90sR&Bのカバー曲をジャズにアレンジしたのを聴いたのがきっかけになったとか
そんなカンジで
ジャズにたどり着くにはちょっと
ワンクッションがあるはずなんですね
ブッチャーブラウンは2013年デビューの
アメリカのジャズ・ファンクバンド
最近ボクの中でこのバンドが大きく成長してきて、ますます止まらなくなっています
ジャズを中心にしてヒップホップなどのテイストが入った、今のジャズを聴かせてくれるのですが
彼らのサウンドの魅力は定番のジャズサウンドとはちょっと違う「抜け感」みたいなトコロ
それがとても心地よい
これはマーカス・テニー(tp,sax,mc)の醸し出すモノにもよるのでしょう
ラップしてるんだけど、歌ってるカンジもあったりして…ん?やっぱりラップかな?…とか何かちょっとズレた感がありますね
もちろんストレートアヘッドな直球ジャズだけでなくいろんな音楽を取り入れるのは今のジャズサウンドの自然なカタチですけど
そのJazzyさを越えて、よりもっと広がるサウンドを予感させてくれます
でもけっして彼方のジャズではなくボクらに寄りそっていてくれる
そんな愛すべきグループだと思います
Butcher Brown/ Around for a while~I can say to you(2023 ライブ) 5分57秒