ソラシド

40歳。最愛の夫と可愛い10歳2歳の娘。 NIPT検査や羊水検査を受けた当時の気持ち…

ソラシド

40歳。最愛の夫と可愛い10歳2歳の娘。 NIPT検査や羊水検査を受けた当時の気持ち、 検査を受けることの辛さ、むずかしさ、 忘れたくなくて書いてます。 ※一部の方へは表現が辛い内容もあります。 対象となる方はどうかそっと閉じて頂けたらと思います

最近の記事

【12週6日】NIPT検査を受けた方がいいかもしれない、と初めて示唆された日

2022年3月5日。 一週間前に、11週の時点で 婦人科を受診していた。 本来なら、3週間前の2月12日以降 3月5日まで来なくてもよかったのだが、 3週間赤ちゃんの無事を確認できない ことが待ちきれず、1度自主的に 受診をして、迎えた3月5日。 その前の週では赤ちゃんの心拍は 無事確認できた、が、もらった エコー写真に違和感を持ちながら 結局1週間不安のまま、迎えた12週。 この日から婦人科でなく、産科で 受診する週数だった。 婦人科では、内診台にあがり膣エコーから 赤

    • 【11週5日】NIPT検査を受けることになるなんて、全く思っていなかった

      2022年1月中旬、妊娠検査薬で 陽性を確認した。 第三子の妊娠だった。 第四子ともいえる。 2021年10月初旬、 第三子の妊婦検診で産院へ行くと 何も予兆もなく赤ちゃんの心臓が 止まってることをいわれ、 翌日から入院、 あっという間に死産することに なってしまった。 妊娠7ヶ月、お腹もしっかり 妊婦とわかるくらい大きかったのに。 突然のお別れだった。 くしくも、私の40歳の誕生日は 早朝の火葬場にて娘をお空へ 見送った日となってしまった。 夫44歳、私40歳。 次の妊

      • 人工死産、火葬の当日

        4月15日(金)18週5日で 200g 20cmの女の子を人工死産した。 翌日退院をして、娘は棺のお箱と一緒に 火葬の日まで病院で預かってもらうことに。 退院したその足で役所へ行き、 火葬場の予約を20日(水)、 朝9時30分に 火葬場の予約をした。 今回業者を特に頼まず自分たちで 棺や骨壷の準備、役所への書類提出、 火葬場の予約まで行ったけど、よかった。 自分たちのペースでやりたいように やれ、準備も色々行ってから迎えた 火葬だった。 半年前は病院提携の業者さんにお願

        • 人工死産、明日火葬を控えて

          NIPT検査を受け陽性だったため、 羊水検査も受けた。 羊水検査の結果が出る前だったと思う、 通っている産科に行き、経過の報告や、 仮に羊水検査も陽性と出た場合の スケジュールを相談していた。 「お腹の中で生きている子の中絶て どうするのでしょうか」 今これだけ色々調べた時点では当然、と 思うのだがその当時はあまり認識がなかった。 検査で陽性が出た子のお産は 何か別の方法があるのか、とさえ思っていた。 12週を過ぎているので 経腟で出産しなければならない、 そして生まれて

        【12週6日】NIPT検査を受けた方がいいかもしれない、と初めて示唆された日

          羊水検査の結果を聞きに行く

          4日前に、羊水検査の結果からダウン症と 確定した子を人工中絶した。 本人はもうお腹の中にいないが、 羊水検査の結果を聞きに大学病院へ。 羊水検査の結果を前倒して聞いていたため、 母体への負担も考え人工中絶を先にし、 終わった後総合的な検査結果を聞きに行く、という 順番がちょっとおかしい結果にはなってしまったが。 事前に聞いていたところで、 「羊水検査を陽性と聞いたうえで、この日はさらに 何を聞くことになるのでしょう?」と。 21番目の染色体が3本あることは分かった。では

          羊水検査の結果を聞きに行く

          人工死産翌日、退院して思うこと

          一晩一緒に個室で過ごさせてもらった。 穏やかに寝てるみたいで何度見ても可愛かった。 ダウン症かは見ただけでは 分からない。けど一つよくある特徴である 耳の下より目がある、ていう点は 確かにそうだった 初めてお腹にいるとわかってから 約3ヶ月。久しぶりに1人の体になったけど 翌日退院し日常に戻るとその実感が さらにわく。 まだ出てるお腹の上に2歳の子が座ってきても 「あ、だめだお腹は...そか、もういいんだ」と なったり。 後陣痛もなかなか。 酷い生理痛のようで、 まっすぐ

          人工死産翌日、退院して思うこと

          【18週4日】お別れの日

          前日は思ったよりも眠れた 23時頃から6時まで。途中一度起きたくらいで。 緊張はしていたが、 朝ごはんもしっかり完食し、 お腹の子の胎動も感じつつ 産褥ショーツ、産褥ナプキン、病院着に 着替えて待機していた。 お腹の子が何かをわかってるのかはわからないけど、 お互いにとって長く苦しい時間に ならないといいな、とだけ思っていた。 朝9時から、分娩台にあがった。 前日から入れていたラミー8本をとる処置をし、 子宮口は2.5cmくらい開いていていい感じです、と 言われ安堵する。

          【18週4日】お別れの日

          ▶新型出生前診断以降、今までどんなことを考えてきたか

          NIPT検査で陽性、羊水検査で陽性 40日の間でお腹の子はダウン症であると確定した 夫とはなるべくたくさん話した 二人で決めたということが大事だと思う 包み隠さずの時もあるし、 意識的に気分を変えたくて違う話をして 大笑いなんかして、 お互い「今日は話したくないのかな」と 気を使い合うときもあった よく聞く話で、女性の方が辛い、とある。 お腹にいる感覚と、そうでない男性とでは 感じる負担が違う。 それはそうだと思う、けど 気持ちや考えが離れてはいけない、 一人で抱え込ん

          ▶新型出生前診断以降、今までどんなことを考えてきたか

          【18週1日】記録に残すために外来へ

          2022年4月12日(火) 当初次回来院は4月13日(水) ラミーを入れる日との約束だったが、 朝9時の予約枠で外来にいった。 こども園を送ったその足で行けるから ちょうどよかった その一週間前の4月5日(火)、 ダウン症が確定した旨と、 人工中絶をお願いしたい、という 話をしに外来へ行った以降の一週間、 「病院にその意思を伝えた」あとであっても 心中おだやかでなかった むしろ初めて疑いを言われた日以降 最も精神的に追い込まれ 具合が悪くなったように思う 毎日のように

          【18週1日】記録に残すために外来へ

          【18週3日】40歳2児の母、明日人工中絶を

          一緒に寝れる最後の夜 この子にとっては、最後の夜 赤ちゃんは何か意味をもって この世に来てくれた 何かを教えに 何かを残しに きてくれた なるべく穏やかに寝たい 寝不足はネガティブになるから余計 いい気持ちで寝たい

          【18週3日】40歳2児の母、明日人工中絶を

          【18週2日】中絶前処置のための外来

          2022年4月13日。 こども園のお迎えを済ませ、その足で外来へ。 いよいよ、人工中絶のための一日目、 ラミーを入れる処置を行う日。 病院へ向かうも、 「私は何しに行くんだろう」 「やりたくない、この子を生かしたい」と なぜ言えないんだろう、と 決めた以降もずっと迷いの心の声が止まらない。 なのに足は病院に向かっている。 この状況に気を緩めると涙が出そうになる。 本当に自分の身に起こってることなんだろうか、 3月4日以降、40日ずっと感じていた。 16時頃行きます、とい

          【18週2日】中絶前処置のための外来

          【18週3日】入院時間に思うこと

          どんなキーワードで検索していたか覚えてないけど、 入院前に、生まれてきた赤ちゃんへの 準備を色々調べていた 赤ちゃんにできることを している時間 それが少なからず心が癒える時間だった そのお別れを選んでいるのは、 だれでもない私たちなんだけど という矛盾を感じつつ。 お名前をつけてあげよう お洋服を縫ってあげよう 同じ体験をしたママさんが縫った とても小さなベビー服を送ります、という ボランティア団体の方も見つけた いろんな 情報にたどり着くことができた 大得意ではない

          【18週3日】入院時間に思うこと

          【18週2日】40歳人工中絶入院の前日、母と話す

          3月4日に初めておなかの子が もしかしたら染色体異常があるかもしれない、と 指摘を受けてから、今日4月14日まで NIPT検査、検査結果を聞きに行く 羊水検査、検査結果を聞きに行く、と ボディブローのように苦しい時間が続いた。 おなかの子に疾患があると確定して、 ならば産まないと判断をした私たち。 あえて私とは書きたくない。一人で判断 したことではない。 色んな「きっと大変だろうから」の 意見を交わしてきた。 仮に親戚にそういう子が生まれてきたら? 預けるにも預け先に気

          【18週2日】40歳人工中絶入院の前日、母と話す

          【18週3日】今日から入院

          今朝、娘をこども園にお見送り。 母は昨日から手伝いできてくれている。 昨日から、細かい家のことの引継ぎを 頼もしく引き受ける母。改めて母は偉大。 今朝は9時から入院。 到着するやいなや、すぐ、 他の待っている方をよそに 「3番の方どうぞ」と呼ばれる。 もう処置するんだ。 内診台にあがり、カーテン越しに久しぶりの 院長先生から声をかけてもらう。 「話に聞いてます、、」 昨年10月8日に7か月で 女の子をお空に見送った私に ねぎらいの言葉をかけてくださった。 昨日夕方から

          【18週3日】今日から入院