「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」展 in 角川武蔵野ミュージアム
先週、埼玉・東所沢の角川武蔵野ミュージアムで開催中の「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」展に行ってきた。
5月31日(金)まで。
*休館:第1・3・5火曜日
*巡回はない(と思う)
この展覧会は、最近はやりの体感型デジタルアート劇場。壁や床一面に映像が映し出され、アートの中にいる気分で鑑賞する、というものだ。
体験型デジタルアートは、今までに何度か、経験があるが、映像として見るにはちゃんとした椅子があるわけではなく疲れるし、かといって実物があるわけではないので、満足感は低め。
ただ、ここ、角川武蔵野ミュージアムで開催された「ゴッホ」展は、なかなか良かったので、今回も、あまり期待しない程度に行ってみることに。
結果、よかった!
映像と音楽が見事にマッチして、ダリの世界に浸ることが出来る。
しかも、かなりすいている(笑)ので、座るのも歩き回るのも自由にでき、写真も撮り放題。
さらに、映像だけでなく、ダリの人生を詳しく追える展示がびっしり。
ダリが好き!という方は文句なく楽しめるだろうし、全然知らない~という方にもわかりやすいと思う。よくわからなければ、映像と説明を行ったり来たりするのも、1回退場して休憩してから再度入場も可能だ。
入り口のスペース(ここはチケットがなくても入場できる)には撮影スポットが。卵の中に入って撮影することもできる。小道具まで貸してくれる。
やらなかったけど。
入場すると、まず簡単な年表のようなものがずらり。
いきなり映像でも、心の準備が欲しいなと思うだろうし、かといって説明が詳しくても見る前につかれてしまうので、丁度いい分量だと思う。
映像はおよそ30分くらい。
初めから見ても、途中から見て途中で退場しても、何回見ても構わない。
動画やフラッシュは禁止だが、写真自体は取り放題。
あとでサイトを見たら、こういう構成になっていたらしい。
撮影したものを適当にバシバシ載せていく。
映像の会場を出ると、「言葉の回廊」。
こんな感じで大量にぶら下がっている。
第2会場は、ダリの説明が、ふんだんに。
芸術家たちの評価表が面白い。
おおむね私が思うのと近い!
もっとも、上手なのと好きなのとは必ずしもリンクしていないようで、とっても尊敬していたはずのピカソの評価はそれほど高くない。
鑑賞後は、5Fのレストランで、コラボメニューのケーキ。
以前写真を載せたりしたので、今回は割愛したが、角川武蔵野ミュージアムの建物は、隈研吾氏設計とのことで、ユニークだ。
一帯はさくらタウンとして、神社などもある。
チームラボの「どんぐりの森」は無くなってしまったようで、残念だが。
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