火曜日に、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「マリー・ローランサンとモード」展に行ってきた。
4月9日(日)まで。(3月7日(火)は休館)
その後、4月16日(日)〜6月11日(日)に、京都へ巡回。
まだだいぶ先まで会期はあるけど、友人と一緒に行くにはあまり日にちの選択肢がなく、雪にならないで~との祈りが届き、寒いけど、良いお天気で無事に決行できた。
文化村は今回の展覧会を最後に、改装のために長期休館となる。
隣の東急本店はすでに閉店していてシャッターが下りていた。
次回来る頃にはどんな姿になっているのか。
あ!写真撮っておくんだった。
展覧会は、予約は必要ないだろう、ということで、日時指定なしの前売り券を買っておいたが、正解。会期後半になればどうなるかわからないけど、今のところ全く混んでいない。
前の日にパンフやサイトを改めてチェックして、「マリー・ローランサン」展じゃなくて、「マリー・ローランサンとモード」展だったことに気づく。
マリー・ローランサンの作品は結構何度も見に行っているが、今回の展覧会では、ローランサンの作品の移り変わりが、自然にわかってくるような構成だった。
また、マリー・ローランサンと同年生まれの、ココ・シャネルにもスポットを当てている切り口もなかなか新鮮だ。
衣装やデッサンなども含めて90点なので、さほど展示数が多いというわけではなく、消化不良にならずに済み、十分楽しめた気がする。
全体は4つのブロックに分かれている。
第1章 狂騒の時代レザネ・フォルのパリ
この作品は以前も見たことがあるが、シャネルは似てない!と言って受け取りを拒否、ローランサンも書き直しを拒んだとか。
写真と比べると、確かに似てない(笑)
これは気に入ったので、絵葉書を買った。
第2章 越境するアート
このブロックには、ローランサンが手掛けた「牝鹿」と、シャネルが手掛けた「青列車」の資料が展示されている。
バレエの映像なども楽しめ、得した気分。
2人がバレエにかかわったことは知らなかったので、新しい発見だった。
アンドレ・グルーの妻、ニコルは、ポール・ポワレの妹。
家族ぐるみの親しい付き合いは、ローランサンが室内装飾の世界へと関心を深める大きな後押しに。
第3章 モダンガールの変遷
今回一番のお気に入り。
もちろん絵葉書を買った。
エピローグ ローランサンの色彩パレット
今回、写真が撮れるのはこの作品だけだった。
鑑賞後は、寒い中、ちょっと散策。
もっとおしゃれな雰囲気だと思ったのだけど(笑)