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#33 死別17日 --入院
引っ越してから入院までの数日間
相続放棄に関する手続きは、子どもが生まれて出生届を出して戸籍が出来てから、3人同時に進めることになった。
なのでひとまず、小休憩。頑張った、自分!
私の氏名や住所が変わったので、印鑑登録を抹消したり、クレジットカード等の再発行をしてみる。
あとは入院中や退院後の仕事を少しでも減らすべく、できる限り仕事を進める。
この落ち着いた数日間のうちに、母も一旦田舎に帰り、産後のサポートの用意をして、また戻ってきてもらった(笑)
母が不在の間は、叔母がやってきてサポートしてくれていた。
親族総動員でなんとか乗り切った。
風のうわさで、夫の葬儀が行われたと聞く
当初夫を保管してくれていた葬儀屋さんではなく、市営で価格が安いところに変更したのだ。
火葬場が混んでいて、死後2週間でようやく葬儀ができたのだと、、。
私は葬儀にまつわる知識、エンバーミングや人間の物理的知識がないので上手に表現できませんが、警察から葬儀場に戻ってきたばかりの夫の状態がすでに、、、(詳細は差し控える)だったので、2週間経った状態を想像したらしんどくなった。
しかも私は入院1日前、、、心身ともに参列は不可能だったな。
夫の家族にお願いすることができて、本当に良かったと思った。
いざ、入院
入院期間は9日間。
その間1歳の子どもは母にお願いするので、それは安心。
子どもが保育園に行っている間に、病院に着替えなどをもってきてくれる。
(感謝しかない)
ちなみに1歳は病棟には入れないので、面会できるのは病院のロビーでのみ。
私も産後数日間は病棟から出てはいけないので、しばらく会えない感じになる。
この時、もうすでに朝の7時には30度くらい気温が高くなっていた。
暑いのが苦手な母に熱中症にだけは気を付けてもらいたいので、病院に来るのは3日に1回ほどで良いと伝えた。
結局、ほぼ毎日来てくれていたのだけれど。
出産前夜
去年も出産しているので、緊張もそれほどしていなかった。
それより、この過酷だった2週間の疲れを120%癒そうと、とにかく休もうと思っていた。
手続きを済ませて、検査や処置であちこちの科を回り、早めの夕食を食べたら、することがなくなった。
なんて平和なんだろう。
その日は出産前にも関わらず、20時前に吸い込まれるように就寝。
めちゃめちゃぐっすり眠ったことだけ、強烈に覚えている(笑)