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#27 死別6日目 --仕事と引っ越し準備開始
朝イチで審査通過の連絡
今日は通常通り仕事だ。
子どもを保育園に預け、仕事場へ。
仕事中に不動産屋さんから電話があり、昨日の賃貸契約の審査が無事に通過したとのこと。
契約の日と鍵の引き渡し日も確定。
やったあああ!
引っ越しの日は、出産の入院日の5日前。
なかなかタイトだが、できる限り進めていくしかあるまい。
鍵の引き渡しを受けたら、まず住民票を異動して、国民健康保険の住所変更をしないといけない。
出産が迫っているので、これは最優先。
でもその前に、住民票の氏も変えたいところだ。
復氏届と姻族関係終了届を出したい。
でもそれには、夫の家族が夫の死亡届を提出済みで、更には戸籍に情報が反映されていないといけない。
うーん、すべてが際どく、綱渡りのようだ。
ファミリーサポートにも電話
先日市役所でもらったファミリーサポートのパンフレットを見ながら、電話をかけた。
昼休みの、借りた軽自動車の中にて。
夫が亡くなる1カ月前から、毎日天気の良くないスッキリしない日が続いていたのに、いつの間にかカラッと梅雨明けしていた。
オンボロ軽自動車はエアコンが壊れている。
臨月妊婦にはなかなか過酷だ。でも。太陽光を浴びるのは大事だ。
ファミリーサポートを利用するには、月に2回ほど合同の説明会を経て、利用登録に進む。
その後に、利用者と支援者のマッチングを協会が行って、顔合わせをして、ようやく利用することができる。
結構時間がかかるのだ。
協会につながったので、利用を検討している旨、現在の状況を話した。
次回の合同面接会が入院期間に被っており行けず、産後にサポートを必要小としているのでどうしたらよいかと相談してみた。
そうしたら、状況が状況の為、協会の指導員さんが特別に家に来て、個別に説明と利用登録手続きをしてくれることなった。
なんとありがたい。
私の場合は、退院してから、1歳の子どもの保育園の送迎をお願いしたいと考えていた。
仕事にもすぐ復帰しないといけないし、下の子も保育園に入れたとしても別の保育園になるだろう。
利用させてもらえる支援や手は極力借りて、なんとか乗り切ろうとしていた。
引っ越しの手配
鍵の引き渡し日が決まったので、その翌日に引っ越しをすることにした。
ネットで引っ越しの業者を探して、一番早く連絡をくれた大手の業者に見積に来てもらうことになった。
母に立ち会ってもらい、引っ越し業者さんが置いていった段ボールに荷造りも依頼。
今回の引っ越し、全部母にやらせてしまった。
(正確に言うと、この1年半後にも引っ越しをするのだが、それもほとんど母に任せきりだった)
母も急遽呼び出されて、こちらに滞在して6日目。
慣れない生活や、心労も溜まっていただろう。
今なら酷使して申し訳なかったなと思えるけど、、
当時は私も必死で、そんな余裕なかったな。反省だ。