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「EQリーダーシップ」から我が子のEQについて考える

先月購入した近藤弥生子さんのご著書「心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ」。
やっと全部読むことができました。

心の知能指数と言われるEQ。
読み終えて一番に思ったのは「我が子達に身につけて欲しい」という事でした。

私には子どもが二人おります。
中学2年生の娘•ぴょん子と、小学6年生の息子•ピョン太です。
二人ともどちらかというと性格は内向的です。



娘ぴょん子とEQ

内向的なぴょん子ですが、とても負けず嫌いで頑固です。そして、「おかしい」「納得いかない」という事に対して「私はおかしいと思う」と言える強さがあるな、と思っています。
芯がある子だなと親として思いますが、一歩間違えたら自分と違う意見を持つ相手と、正面からバーンとぶつかって大喧嘩になるのではと心配しています。

ここで必要なのがEQだな、と思いました。
お互いの意見が対立した時に、「自分が正しい」「そっちが間違っている」と言い合うのではなく、EQを発揮する。意見の違いは、ただ考え方が違うだけ。敵対する必要はないですよね。
EQをどのように発揮するのかは、ぜひぜひ本書をお読みください。
これは私も出来ていなかったし、「そうか!!そうすれば良いんだ!!」と衝撃を受けました。「私のEQはまだまだ低かったのだ」と思い知った内容でした。

息子ピョン太とEQ

息子ピョン太は実は昨年度の秋から学校を休みがちです。行ったり行かなかったりの毎日です。
最近は行ってるかな。うんうん。でも、もしかしたらまた休むかもなぁ。まぁ、その時はその時だよな、と思います。

さて。
もともと泣き虫のピョン太は、大きくなって泣かなくなった分、溜め込むようになってきたように感じます。ガマンの限界がきて、ボロボロ泣きながら気持ちを吐き出すようになったと思います。

本書の中でジル・チャンさんが「子どものEQを育む」ということについてお話しされている部分があるのですが、「これは我が子ピョン太に当てはまるな」と思っています。

あと、本書を読んでいて思ったのですが、おそらくピョン太は「相手への期待値が高い」のかな、と思いました。だから傷つくし、腹も立つ。でも言えずにため込む。で、学校休みたい。みたいな感じかな、と思いました。

少しずつEQの練習をしていって欲しいな。
EQを高められるようになるまで、たぶん息子はいっぱい泣いちゃうんだろうな。
もしも泣いちゃった日は、大好物の唐揚げとかパンケーキとかを作って、応援して、一緒に頑張っていこうと思います。
「食べ物とかで、オレはごまかされないからな」とか言われそうな気がしますが…。思春期よ…。でも、唐揚げ食べながら、いっぱい話そうと思います。

EQはお守り

日本は現在少子高齢化が進み、人口減少時代に突入しています。我が子達が大人になった社会は、今よりももっと海外の人と仕事をするようになっているのでは、と思っています。

大人になって日本国内で仕事をするのであっても、海外に行くのであっても、自分とは違う環境で育った人達、異なるバックグラウンドを持った人たちとの関わりは、避けては通れません。

同じ日本人同士だとしても、価値観が異なる事があるのは当然です。
我が家の場合は今の環境が本当に田舎ですので、大人になって都会に行けば、いろんな価値観に触れてビックリすることもあるでしょう。

そういう社会で生きてく中で、EQが高いという事は、とても強みになると思います。

一朝一夕で身につくものではないですが、子ども達が社会に羽ばたいていく時のお守りとしてEQがあれば「この子はきっと、いろんな人達と協力して生きていける」と親として思える気がしました。

ぴょん子とピョン太が、家から巣立っていくその日まで、大きなお守りを彼らの中に作ってあげるつもりで、一緒にEQを高めていきたいと思います。


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