私が最近言語交換をする事になった理由
私、日本のとある地方の、畑に囲まれた田舎に住んでいるのですが、最近言語交換をしております。日本語と中国語の言語交換です。
中国人のお友達と、お互いの母国語を教え合おうという事になったのであります。
何を隠そう、私、学生時代に第二外国語で中国語を選択していたんですね。
何故中国語にしたか。
あえて理由を言うならば、
私は若干歴史オタクなところがありまして、日本史を勉強していると中国大陸との交流は絶対外せないんですよね。
孫子の兵法とか戦国武将の話を読んでいると良く出てくるし。三国志も好きで「いつか原文で読んでみたい」とチラッと思った事もあるし。
「元ネタを知りたい」みたいな気持ちですよね。ハイ、オタクです。
んで、楽しく中国語を勉強しておりましたが、大学卒業後は特に中国語を使うことも無く、20年以上が経過。現在に到ります。
中国人の彼女とは、いわゆるママ友というのでしょうか。学年は違うけど子どもの幼稚園や学校が同じ。めちゃくちゃ近所ではないけれど、同じ学区に住んでいる者同士。子どもの学校で知り合いました。
旦那さんは日本語ペラペラ。子どもも、日本で育ってるからか日本ペラペラ。
奥さんである私の友人が日本語を喋れないわけです。
出会った当時、彼女は知っている日本語の単語と英語を駆使して、あとは漢字を書いて、周囲とコミュニケーションを取ろうと頑張っていました。
異国の地で、言葉が通じない中、しかも田舎で、超頑張って子育てしているわけです。
もうね、放っておけなくて、声かけまくりましたよね。カタコトの英語と簡単な中国語と日本語で。
だって私も実家から遠くに嫁いできて、最初は友達もいないし、習慣がまるで違うし、心細いしで「言葉が通じる外国だ」と思って過ごした数年間があったから。
我ら、同じ境遇!!助け合おうぞ!!
でも、子どもの学年が違うとあんまり会わなくて、すれ違いまくってしばらく会っていませんでした。
久しぶりに学校でバッタリ再会して
「おおお〜✨久しぶり〜!!元気だった??」
と日本語で質問。
「元気元気!!」と彼女。
その後いろいろ、中国語・日本語・英語を交えた物凄いルー語みたいな会話を身振り手振りでやっていて
流れで「時々日本語を教えて欲しい」みたいな事になりました。
日本語に囲まれている生活をしているけれど、自分で話す機会がほとんどなくて、いつまでも日本語が喋れなくて困っている、みたいな感じでした。たぶんだけど。
旦那さんとお子さんが日本語が出来るので、2人に任せちゃう事が多いみたい。でも、自分も日本語を話せるようになりたい、みたいな感じでした。たぶんだけど。
私も、20年以上前とはいえ、中国語をせっかく勉強していたわけだし。中国語も英語も、カタコトで良いから喋れるようになりたいし。
という事で
40代になって、初めての言語交換です。
まさかこの年で、まさかこんな田舎で、言語交換する事になるとは。
人生何が起こるか分かりませんな。
ボチボチ頑張ります。