プロフィール 経歴と生い立ちその② 就活〜大企業入社
さて、やはり病気のことを書いたものより経歴やプロフィールの記事を読んでいただけているので、😂
続きを書こうかと思います。
ただの自分語りで恥ずかしく大変恐縮でございますので、暖かい目で、薄目を開けて見ていただけると幸いでござきます😇
①はこちら↓
就職活動編
大学院までいったので、自分の専攻を仕事にするか迷うところですよね。
でも私の就活の軸は、関西にいれること、そこそこの福利厚生、有名企業に入りたい、ホワイトな職場、でした。
嫌な就活生ですね。
面接でこんなこと言いませんが。
これがリアル。
専門を活かせても活かせなくても別によかったんです。
40年も働くのに、職場環境が悪いところでやりがいだけを頼りに仕事できるとも思えないし、将来転職するかもしれないし、そう考えるとファーストキャリアは大企業の方が履歴書に箔がつくだろうな、とも思ってました。
もちろん下心もありました。
みんなにすごいと言ってもらいたい。
大学受験で第一志望に行けなかったから、巻き返したいとも思ってました。
私は幼少期から学習塾、中高一貫校、とものすごく両親が教育熱心な家庭で育ちました。
でも病気をしたり、もちろん自分が怠けたせいもありますが、高校で成績が低迷し、第一志望の大学に行けず、浪人しても行けませんでした。
自分にも悔しい気持ちがありましたが、それ以上に親に対して申し訳ない、情けない、というような引け目を感じることになりました。
自分のことを、すねかじりのアホだと思いました。
塾代、学費、いったい何百万円のお金がこれまでかかってきたのか。何百万どころではなく、何千万だと思います。
そんなにお金をかけてもらったのに、全く結果を残せない自分への失望というか、コンプレックスはやはりかなりあったと思いますし、今でも少しはちくちくと心の底で疼いています。
とにかく、絶対に大学以降で挽回しなければと、ずっと心の中では思っていました。
一旦、大学院受験でワンランク上の有名大学へ行き、ちょっと巻き返しました。
周りの私を見る目が少し変わりました。
さらに就職で大手企業に行って、親を喜ばせたかった。
そこがゴールだと思ってました。
今まで私が幼少期から塾に行き、大学受験のために死ぬほど勉強し、浪人までしたのは、全ていい会社にいくためでした。
親だってそのためだったはず。医者、弁護士、官僚、公務員、大企業の社員。
将来それらのどれかになってほしいから、中学受験をさせたわけです。
世の中の教育ママが言う「将来のため」はそういうことです。
一般の理系大学に行った時点で私の選択肢はまあ、医者弁護士官僚あたりは無しなので、いい企業に行くことが最終目標となります。
別になんだってよかったんです。そこそこホワイトなら。
仕事内容なんて。
名前が重要。
東証一部なんて当たり前。
日経225に載ってるか。それ以上か。
恥ずかしい限りですが、親の夢を体現するべく巨額投資され優等生コースのレールに乗ってきた私は、そんな思考回路にしかならないわけです。
そして関西の大手企業ばかり15社受けました。1番小さい会社でも従業員1000人の会社とかです。
誰もが名前を知っている会社、CM出てる会社、年収が高い会社ランキングを上から受けたと言っても過言ではないかも…
まあめんどくさいので就活の詳細は省きますが、
修士1年の2月から就活を始め、6月に内定が出ました。
まあまあしんどかったです。大手ばっかり受けたがゆえの、激烈な競争の中を走り抜けた就活だったなと。
就活の話もネタになりそうですが、書くとアホほど長くなりそうなので今回は割愛…
結局1社しか受かりませんでしたが、私が受かったのは専攻ドンピシャの超大手企業の研究開発でした。
日本人ならまあ99%の方がご存じなのではないですかね、、、
地方の支店ではなく、カッコいい高層ビルの本社勤務になりました。
後輩からは称賛の眼差しを受けました。
みんなが私に就活の相談に来ました。
親は満足しているようでした。
投資をしている父は、お前の会社の株を買ってみたぞ、なんて嬉しそうに言ってきました。
新聞に内定先の広告がデカデカと載っていたら、わざわざ写真に撮って送ってきました。
それが本当によかったのか悪かったのか…
結局適応障害になって休職してしまった今もわかりませんが、当時はとりあえず、嬉しいよりホッとした気分でした。
辛かった優等生コースの人生。
医学部や東大に行った同級生に同窓会で会っても、そこまで引けを取らないと思いました。
やっと夢を叶えることができた。
この辛い重荷を下ろして終止符を打てます。
人生を巻き返せたと、そう思いました。
内定の逸話
まあオマケのうっとうしい自慢話です。
実は最終の役員面接から3週間返事が来ず、落ちたんではないかとずっとモヤモヤしていたんですが、流石に役員面接をしたのにサイレントはないだろう…とも思い、とりあえず待ちました。
そしたら2週間くらい経った頃に、人事の方から電話があり、
「すみません。ちょっと社内で揉めているのでもう少しお待ちいただけますか?」
と言われました。
揉めてるってなんだ……となりましたが、待つしかないのでさらに1週間待ち、ようやく内定をもらえました。
待ってる間は結構憔悴しましたね…笑笑
もう全部他落ちちゃったんで、早く次受けないととも思ってましたし、せっかくここまで進んだのに落ちたら本当に辛いなとか色々考えた気がします笑笑
入社前に私の選考に関わった人と会う機会があったので、その時ちらりと聞いた話ですが、実は私を配属させたいと4部署からオファーがあり、部のトップの間で誰が私を取るかで相当揉めたそうです。
信じられないですね。
ただの自慢になってしまうし書いてて恥ずかしいですが、実はこの話には後日談があるので思い切って書きますね。
というわけで私はかなり良い成績で入社することができたのでした。
めでた…しではないです全く笑笑
入社後 新入社員時代
まあ入社後は全然平凡な新入社員だったと思います。今もそうだと思います笑
取り合いになるくらい評価が高かったことは、絶対に会社の人に誰も言わないと最初から固く誓っていたので、現在に至るまで誰にも話したことはありません。
むしろ私は入社後の研修や仕事で同期より苦労した方だと思います。
入社してから、入社前に優秀だったとかそんなことは関係ないんです。はい。
学歴も関係ありません。
もちろんわかってましたが、まあしっかり身に染みて感じる日々でした。
なぜ苦労したかというと、理由の1つを挙げると、詳しく書くと分野や業種が特定されてしまうので書きませんが、私の専攻分野は少し特殊というか、その業界の王道の分野ではなかったんですよね。
だから私はみんなよりできないことが多かったです。
みんなが知っていることを知らないなんてザラだったし、研修内容や仕事を理解するのに人より時間がかかりました。
大学1、2年生の一般教養程度の知識しかないからです。
大学院を出たのに…
学生時代は、私はリーダシップがあり、何にでも積極的で、頭も良くて、何にでも一生懸命で、向上心があって、みんなに好かれて友達が多くて…
そんなことを周りから言ってもらえる環境にありました。
自分でもそれは長所だと思っていました。
充実した学生時代を思う存分満喫して、意気揚々と入社しました。
でも学生時代に結果を残しやすかったのは、私は私の得意なことで、そして大学という制約のない場所で、思う存分やりたいことをやり自由に力を発揮できたからだと思います。
でも、入社後はみんなに遅れを取り、私だけ残って補修を受けたこともありました。
みんな足並み揃えて同じ研修を受けたら、その分野が得意な子や器用な子がいいスタートを切れたりしますよね。
それで遅れをとるのもあるし、シンプルに他の同期がめっちゃ優秀でした。
私よりずっとレベルの低い大学の学部卒の子に、全然敵わないことがたくさんありました。
私の強みはなんだったんだろう。
私の学歴はなんだったんだろう。
私は落ちこぼれじゃないか…なんて。
辛いわけです。学部卒の新卒と3歳離れてますからね。余計に。
そして五月病みたいに1回なりましたね笑笑
ちょうど5月くらいに笑
上司にも同期にも言わなかったけれど、入社して半年くらいはそんな気持ちで会社に行ってました。
まあもうその頃には就活で評価が高かったことなんて幻だったか何かだと思ってほとんど忘れてましたね。
でも実際、同期本当に優秀だったんです。
いくらでも優秀な点を列挙できるくらい、みんな光るものを持っている人たちばかりでした。
なんでこの人たちがこの会社に採用されたか、私なら全員説明できると思うくらい、みんな際立った長所がありました。
本社採用なのもあってか、とにかく優秀な人ばかりでした。
私はその光に霞んでいるように感じてばかりいましたね。
なんで私は採用されたんだろう。
採用した人は私の中に何を感じたんだろう。
私の何がよかったんだろう。
だってなんもできんやん私。
就活のフィードバックとか全くなかったので、本当になんで受かったのかも全然わからずでしたね。
しかしそれからn年後、休職直前に思いがけず当時の面接を担当した偉い方から、フィードバックを貰うことになります。
『なぜ私は有名企業に入社できたのか。』
だるいですねーこのタイトルは笑
その話はまた今度します…需要あれば😇
とりあえず新入社員時代の私はわからないところは聞いて、たくさんメモを取り、誰よりも先に電話をとって、雑用を率先してやり、、、
コピー機の紙を補充し、会議室を予約し、おじいちゃん社員にパソコンの使い方を優しく教え、来客にはお茶をくみ、お世辞を言い、おべんちゃらを言い、盆と正月明けはお土産を配り歩き…
まあそんな風に書くとちょっと美談っぽくなってアレですけど、まあ、新人らしくポーズだけでも真面目にやってました。
これはまあ、とりあえずみんなやることですよね。知らんけど。
ひとつずつできることを増やすしかないので、一歩一歩ゆっくりでも進もうとしました。
初めて取引先と名刺交換した時に手が震えたのを覚えています。
電話に出るのも怖かったです。
誰でも最初はそんなところから始まるんですよね。今はなんともないですが…笑
この先はまた気が向いたら書きます。
期待させて申し訳ないですが、結論から言うと現在もフツーの凡人社員で、目まぐるしい躍進なんかございませんし、七転八倒した末に休職しました😇
ただのアラサーOLです😇
でもちょいちょい波瀾万丈なエピソードはありますので、面白くネタにできたらいいなと思います笑
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます😊
いやーこんなことを書いて、皆さん楽しんで読んでくださってるかわかりませんが、
もし需要あれば、大企業のリアルや、就職活動の詳細なんかも書くかもしれません。
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