今年、変動金利は上がるのか!?
すでに住宅ローンを組んでいる人も
これから住宅ローンを組む人も気になりますよね?
変動金利の金利が上がるのか?
すでに変動金利で借りている人は生活費を
圧迫するかもしれませんし
これから変動金利で住宅ローンを組む予定の人は
マイホームの購入をして良かったのか?
固定金利に変更した方がいいのか?
こんな相談が最近私の元にも来ます。
日銀のマイナス金利と住宅ローンは影響するのか?
日銀がマイナス金利の解除か!?
とか
固定金利の上昇を見ていると
「変動金利も上がるの!?」
と思っている人も多くいると思います。
ここで変動金利の基本的なルールは
わかっている前提でお話ししてきます。
変動金利の金利が上がったり下がったり
する場合に影響(指標)を受けている
金利があります。
それは短期プライムレートです。
これは住宅ローンの商品概要にも記載されていますが
実際は短期プライムレートよりも
無担保コールレート(オーバーナイト物)
を基準と考えていただく方がいいです。
なにやら難しい単語が出てきましたが
簡単にいうと政策金利です。
変動金利は短期プライムレートの影響を
受けると言いながらも実際は政策金利の
影響を受けています。
という事は、変動金利の金利が上昇するか否かは
日本の政策によって一定程度コントロール
されているという事です。
一定にしたのは、最終的に金利を上げるかどうかは
各金融機関の判断になりますので政府が完全に
金利を掌握している状況ではありません。
ただ、上昇するきっかけを作ることは可能です。
政策金利を上げれば、政策金利の影響を受けている
変動金利も上がる可能性が出てくるという事です。
なので変動金利が上がるか下がるかの最初の一歩は
日銀次第という事ですね。
もっと細かい話は別でブログを書こうと思いますが
では、変動金利は2024年に上がるのか?
という部分です。
2024年に変動金利は上がらない!
私の予想は「上がらない」です。
9:1で上がらないと思っています。
仮に予想が外れて上がるとしたら0.1〜0.2%程度だと思っています。
可能性として高いと思っているのが
既存ユーザーの金利を上げるくらいなら
新規で借りる人の優遇幅を減らすのではないかと思います。
優遇金利というのは、店頭金利(定価のようなもの)から
あなただったら▲2.205%優遇(引きます)しますよ。
というものです。
店頭金利が2.475%(大体の銀行がこの金利)で
優遇が▲2.205%だと実際に借りる金利は
0.27%!!
ということになります。
各金融機関の優遇幅を減らせば
変動金利の最低値が底上げされる事になります。
そして審査金利も上昇すると思います。
審査金利に関しても別の機会にお話ししたいと思います。
結論をまとめると
今年中に変動金利の金利上昇の可能性は低く
新規で借りる人の金利の底上げはあるかもしれない
という事ですね。
変動金利は政策金利の影響を受けているので
今後も政府の政策の方向が出てきたら
随時更新していきたいと思います。
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