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答えは必ずある

最近、自宅にうず高く積まれた1000冊ほどの蔵書の中から、2回目に読む本を探している。
ちょっと本が増えすぎて悩んでいるのだ。
1軍、2軍、3軍、戦力外に分けて整理を使用と目論んでいる。
たまに初見の積読も発見されるのだが・・・。

この取り組みだが、全く前に進まない。
理由は簡単だ。
おーこの本懐かしい!が始まるのだ。
整理できるのは1時間に2冊が良いところだ。

さて、本日は現在の悩みにぴったりの本を手に取った。
2015年と少し前の本であるがマツダ株式会社の人見光夫さんの書かれた「答えは必ずある 逆境をはね返したマツダの発想力」
 ダイヤモンド社 1500円
である。
Amazon覗いたら新品はもう売られていないようである。

内容はハイブリッド技術に遅れを取ったマツダが、エンジン技術を根本から見直し、エンジンだけで当時のハイブリッド車と同等の燃費を実現したという内容である。

今は状況は変わっているのかもしれないが、マツダ車が昔よりカッコ良くなって、多く見られるので今でもマツダの技術は色褪せていないのだろう。
私も社会人になって初めて買ったファーストカーはマツダであった。
今はトヨタ車だが・・・。

さて、日々悩める経営者にとって、自分のもがく方向に答えがあるのか否かは全くの闇である。
特には疑心暗鬼になることもある。

人見さんは言う「答えは必ずある。ここが大切なのだが、答えは必ずあると信じる人にこそ、答えは見つかるものだ。」と。

しかし、信じるだけではもちろんダメだ。
行動が伴わないと答えに辿り着くことは出来ない。
現状を分析して、現状の常識を分解してみること。
そして、答えは意外にシンプルなのかもしれない。

「大事なのは、みんなが自分の核となる領域をベースにしてゴールに至るルートを探す努力をすることだ。誤解を避けるために言えば、理想像は一つだが、手段は一つではないということだ。

「答えは必ずある」より

答えのないように見える問題に向き合う中で、答えは必ずあると信じて行動することはモチベーションを保つのに苦慮するかもしれない。
しかし、それを信じ続けて行動したものにこそ解決出来るものがあるのだ。

吉田松蔭先生の句、
かくすればかくなるものと知りながら已むに已まれぬ大和魂
が思い出される。

目の前の大問題。
とことん向き合ってみようじゃないか。


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