仕事に人をつける①
人に仕事をつけるのではなく、仕事に人をつける
新聞販売業界は古い業界。
古い業界にありがちなのが人に仕事がついている現場。
例えば、山田さんという主力スタッフが辞めた途端に仕事が停滞する・・・現場が右往左往する・・・。
主力スタッフの山田さんに辞められたくないから多少の不都合には目をつぶる・・・。
信頼していた山田さんが長年不正を働いていた・・・。
というようなことが起きる。
新聞販売の現場では良くこれらを目にする。もちろん、セブンイレブンでも同じような経験をした。
人に仕事がついている現場では、業種に関わらず同じことが起きている。
今までに、4つの新聞販売店の立て直しを経験したが、4店共に共通していたことが人に仕事が付いているということである。
新聞販売店で人に仕事が付いている店舗の特徴は、
①順路帳が整備されていない
②社員・配達スタッフが休めない
③配置転換が長年無い
であると思う。
また、そのことによる問題は、
①突発的な人的トラブルに対するレジリエンスが弱い
②不正の温床になっている
③組織力の弱体化
につながっている点である。
人に仕事が付いているということは、仕事が見える化されていないということである。
このようなお店は1つの歯車が狂うと崩壊に向かう。
よって、これらを防ぐためには、仕事を見える化して、誰でもその業務が出来るようにすること。
つまりは、「仕事に人をつける」ことが重要となるのである。
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