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アフリカより洗濯機に愛をこめて

私はいま、アフリカにすんでいる。
アフリカの中でも、洗濯機が家にない環境である。
当然、どのように日々の洗濯をするかというと手洗いである。
それしか選択がない。


日本にいた時の洗濯機思想


私が日本に住んでいた時、次の洗濯機を買うなら、絶対にドラム式洗濯機にするんだと夢見ていた。
Youtubeやネットの記事などで、出てくるあのドラム式洗濯機の時短性能の高さといったら、まぶしくて直視できないくらい輝いていた。
洗濯ものを洗濯機に放り込むだけで、すべてが完了。
なんてすばらしいんだ。絶対に欲しい。と思っていた。

しかし、いま私は、洗い、すすぎ、脱水(しぼり)干す、すべて人力だ。
時間は毎日30分以上はかかる。

今では、二層式の洗濯機ですら、私には輝いて見える。

二層式洗濯機

手洗いの良さ

ただ、手洗いは良いところもある。洗濯の時間はそれに集中できる。いわゆるマインドフルネスに近いんじゃないだろうか。
また、手洗いしてるときに、ああ、丁寧な暮らししてんな~と感じることもできる。
ゆっくり丁寧に生活を楽しむことができるのは、メリットだし、なかなか体験できないことかもしれない。

ただ洗濯機が手に入るといわれたら、速攻買う。


日本に戻ったら、この感覚を忘れずにいたい。
ボタン一つで洗濯をしてもらえる感謝。
そして何より、丁寧に暮らしを行う楽しさ。
次に買うのは、あえて、二層式洗濯機にしようかな。

いや、ドラム式洗濯機だな。

洗濯機に愛をこめて


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