セイコー生へ。
いちおう、世間では
東大合格請負人で
名が通っている身である。
青森県警 捜査一課
山形 雄士 やら
青森南警察署
インポ唐川 らには
「よぉよぉ、よぉ!
自称 家庭教師さんよぉ!」
と罵倒されたが
袴田 死刑囚の
冤罪が確定した
今となっては、
あれは
どうなることやら(汗)
おまけに
現職の青森県知事からは
ネット掲示板にて
「鎌田 玲央納 は部落民」
「青森市 浪岡 本郷 は 部落」
という
同和差別全開
(しかも事実ではない)
な
発言までいただいた。
常々、
「青森県民、とりわけ浪岡の人の
嫉妬深さ は 異常」
ということを
知っている我が身としては
(それが理由で青森を棄てた)
まぁ、仕方ないのだが。
思いだしたくないことが
多すぎるのだ、が
まぁ、書き出してみようか。
本郷の鎌田、としているが
これは
青森市 浪岡 本郷 のことを
指しているのではなくて
東京にある、本郷、のことね。
安田講堂のある本郷。
東京大学の入試で
一番重要な科目は
英語。
これは断言してもいい。
文科1類(主に法学部)
であろうと
理科3類(医学部医学科)
であろうと
全・東大受験生は
英語、しかも
文理問わず、同じ問題を
解くし、
配点が120点なのも
すべての科類で同じ。
しかも難易度設定が絶妙で
受験生の得点が
非常に安定している。
つまり実力がそのまま
得点に反映される。
難易度設定で
バラつきの激しい
理系数学なんかだと
120点満点で
今年は60点だったけど
昨年の問題なら85点だった、
みたいなことは
ザラに起きるが
英語に関しては
今年だろうと
昨年だろうと
一昨年だろうと
120点満点のうち、
65点の実力の人は
65点になるよう
試験問題の難易度が
設定されている。
120点満点で
75点だと
医学部医学科にあたる
理科3類以外では
合格者平均を超えてくる。
80点を超えると
東大受験生の中でも
「英語は得意です!」
と胸を張って言ってもよい。
医学部医学科にあたる
理科3類だと
85点ぐらいが
合格者平均。
英検準一級合格者だと
90点は切らなくなるので
高校2年生までに
準一級に受からせるのが
理科3類志望者のセオリー
(いったんこのレベルまで来ると
あとは最低限のメンテナンス程度の
勉強量で得点が安定する)
帰国子女の子で100点ぐらいか。
英検一級合格者だと
どんなに調子が悪くても
105点は切らなくなる
(一昨年の問題では得点開示で114点だった)
なので
リーチ・マイケル
(理いち、なら、まぁ、イケる)
という
ありがたい
アダナをいただいている
私としては
理科3類の受験生以外は
いかに少ない勉強時間で
英語で80点とれるか?
が、ワタシの至上命題でして
(そのぶん、他の教科の勉強時間や
部活やる時間にまわせれるから)
セイコー生むけに言うと
東京大学の二次試験、英語の
配点は非公表だが
一般的には120点 満点中で
リスニングが30点
自由英作文(エッセイ)が10点
と言われており
リスニングとエッセイで
満点がとれるよう
指導している。
理由は二つ
・努力でなんとかなる分野だから
・この2分野で満点とると残りの問題は
5割しかとれなくても80点とれるから
である。
リスニング対策としては
公表されている試験問題
(著作権の問題等で一部非公開のものもある)
のスクリプト(読み上げられる英文の台本)
を「結果として」暗記するまで
しつこくしつこくしつこくしつこく
毎日毎日毎日毎日毎日毎日
少しずつ、でいいので
「音読」してもらっている。
過去問でいうと10年ぶんぐらい?か。
それと同じ要領で
第一問、要約問題の英文を
20年ぶん、暗誦してもらっている。
特に第一問の英文は
高校生むけの英文としては
難易度設定が絶妙であり
青森高校の生徒ならば
ふだんの授業をマジメにきいてれば
なんとかなる、ってレベルなので
そこは本気で取り組んでほしい。
結果として
「ふだんの授業をマジメにきいてください」
という、ワタシの発言も
一周まわってよく
理解できるようになるから、である。
自由英作文(エッセイ)について、だが
今年度の問題は
「紙は人類が生み出した発明品の中で
最も偉大な発明の一つである、
という主張について、
あなたはどう思うか?
理由も含めて60〜80単語で述べよ」
と
「自転車は人類が(以下、おなじ)」
の二つの中から
一つ選び、解答せよ、
であった。
これは青森高校の一年生でも
できる課題なので
是非やってほしいのだが、
東京大学のエッセイ問題は
・あなたの考えを理由を含めて書きなさい
・60〜80単語で
という鉄板のルールがあるので
・理由を2つ、書く(一つだとたりない)
・分量としては9割にあたる72単語以上で、
ただし80単語を超えてはならない
↑
これをまもって答案を書くと
スペルミスや文法上の間違いが
ない限り、満点をもらえる
という「美味しい」問題である。
なので、解答に際しては
First (第一に)
Second (第二に)
の書き出しで理由を二つ述べてから
For these reasons,
I believe that
(以上の理由により、私は〜と考える)
という解答パターンは
「おやくそく」として
徹底的にカラダに染み込むよう
叩き込んでほしい。
青森高校の生徒むけ、ならば
「紙は人類が生み出した
最も偉大な発明品の
一つである」の論調で
・紙は数百年前の出来事を
記録として正確に後世に残すことを
可能にした
(made it possible を用いて)
・紙のおかげで、我々は膨大な情報を
得ることができる
(a lot of information を用いて)
ぐらいの答案ならば
書けると思うし
この程度で東大のエッセイは
満点をもらえれる。
ここで問題なのは
「で、答案かくのに何分かかるの?」
である。
東京大学の入試、英語の試験時間は
120分で120点なので
「1分で1点」とよく言われる。
このうち
リスニングでガッツリ30分取られるので
筆記試験は実質90分しかない。
エッセイの配点が
10〜12点だとすると
10分以上、解答にかかるようでは
マズいし
5分で75単語程度の分量で
解答をまとめれると
他の受験生に差をつけて
有利になる。
ようは「戦略」の問題なのだ。
これは青森高校の一年生でも
今日から始められることなのだが
エッセイ問題は
試験の開始とともに
一番最初に目を通すクセを
つけてほしい
(ただちに解く必要は、ない)
これは私が
英検一級の受験生だった頃に
叩き込んだクセなのだが
英検一級だと
・経済制裁は外交政策上、有効か?
・世界平和は実現可能な目標か?
とかのテーマについて
200単語ぐらいで
論じるのだが
100分の筆記試験の時間で
チンタラ考えていられる
時間などないのだ。
なので試験開始とともに
エッセイの試験問題を読んで
他のリーディング問題を
とき終えてから
エッセイを書く、というクセを
叩き込んだ。
英検一級だと
理由を3つ、それと
その理由の根拠を
論理だてて書ければ
満点をもらえる。
東大のエッセイだと
理由を二つ書いて
70単語ちょい、で
答案をまとめると
満点をもらえるのだ。
青森高校一年生だと
いきなり英語で答案を
書くのは
難しいかもしれないが
日本語で、ならば
どうだろう?
できると思う。
「紙は人類が生み出した発明のうち」
「最も偉大な発明品の一つである」
or
「そうは思わない」
理由を2つあげなさい
↑
これを日本語で
2分以内にこたえれるよう
訓練すれば良い。
日本語で、ならば
英語科の先生にたよらなくても
生徒同士で論評もできるであろう。
その上で
「今の自分の英作文の能力だと
どの表現が書きやすいか?」
という現実問題に
向き合っていれば
ふだんの英語の授業に
取り組む姿勢も
自然と変わってくる。
セイコー生には
そこを楽しんでもらいたい。
「東京大学の入試問題を自力でとけた」
という経験自体、その人にとって
強烈な
モチベーション(動機づけ)に
なりうる。
セイコー生には
それを楽しんでもらいたい。
それだけの能力、資質は
あるのだから。