セイコー生へ 〜ワタシが青森市長ならどうするか?〜
タイトルから煽っておいて
申し訳ないが
ワタシは
青森には絶対帰らないし
政治家は絶対やらない。
理由は
・オーサカでやることが山積してる
・残り時間、10年だと思って終活してる
・アオモリだと絶対アシ引っ張られて
つぶされるの、わかってる
から、ぐらいか?
あくまで政策立案程度のハナシとして
読んでもらえれば?
昨年に
イトーヨーカドーが閉店し
ナカサンが潰れたせいで
弘前市は
JR弘前駅から市役所までを
結ぶ動線が完全に死亡した。
その経済的なインパクトは
凄まじいものがある。
弘前市、これから
首吊る人、激増するよ。
青森市民は一つの教訓として
よく見ておいた方がいいし
よく学んだ方がいい。
何もしなかったら
青森市も、あぁなるのだから。
青森市はどうだろうか?
ワタシは常々
鉄道または地下鉄の駅と
市役所、町役場とを
つなぐ道を
一つの「動線」として
都市を創るのが最適解なのだと
常々、痛感している。
浪岡町、だと
JR浪岡駅から浪岡町役場までを
「動線」として
ここに商業施設の殆どを
集中させていた。
もう40年以上前か。
浪岡出身の横綱 隆の里が
横綱になった時も
凱旋パレードは
この動線で行われた。
町役場手前の
かめや浪岡店に
ひな壇が設置され
そこに横綱が現れた時は
一同、歓声をあげた。
フジテレビとか
日本テレビの
中継車きてたから
よほどのことだったのだと思う。
あれが
南津軽郡 浪岡町の最盛期であった。
これは大阪市でも同様で
大阪市 西区 地下鉄 桜川駅
ここから西区の区役所までは
600メートルぐらいしかないが
この「動線」に西区は
中枢機能を集中させた。
桜川駅出て、徒歩一分で
46階建てのタワマン
シエリアタワーがある。
向かいには
スーパーマーケット
(一階はマクドナルド)
ここから
一分で
日吉小学校、堀江中学校がある。
そこをさらに北上すると
ドラッグストアが2店舗
その先に
市立 中央図書館 がある。
地下鉄 西長堀駅の真上に建てられ
地下3階 地上6階
蔵書数230万冊
一般人が利用できる
公立図書館としては
国内最大規模である。
この建物の裏が
土佐稲荷神社で
元・土佐藩邸
岩崎彌太郎も
坂本龍馬も
ここに住んでいた。
その先にあるのが
西長堀駅アパート
ここに
「時間ですよ」やってた頃の
森光子が住み
南海ホークスで現役の
プロ野球選手だった頃の
野村克也が住み
司馬遼太郎はここで
「龍馬が行く」
を書き上げた。
その先の交差点には
角地に総合病院があり
ここを左に曲がると
西区役所である。
隣には
発熱外来専用の
医療機関が24時間体制で
対応している。
ここまでくると
街づくりの見事さに
感服するしかない。
堀江中学校の生徒は
堀江中学校から
大阪ドームまで
徒歩5分である。
昨年YOASOBIがここでライブやって
2万5千人動員してた、と
話題になったが、
B'zがライブやろうと
小田和正がライブやろうと
矢沢永吉がライブやろうと
堀江中学校の学区の住民は
歩いて大阪ドームで
鑑賞する。
大阪ドームも
西区にある。
青森市はどうか?
青森駅から市役所を
つなぐ動線としてみた場合の
新町通りは
もはや死に体である。
一つの目安として
新町の成田本店が閉店したときが
新町の死亡宣告になるだろう。
都市を判断する
一つの基準として
「本屋さんを維持できない街は
衰退するし、バカになる」
これは私見だが
かなりの高確率で当たってる。
紀伊國屋書店が撤退し
地元の今泉書店が閉店し
ナカサンが倒産したせいで
中にあった
ジュンク堂書店もなくなった。
これをして、弘前市の
経済の死亡宣告が行われた
といってよい。
こういう街は例外なく
必ず一気に衰退する。
浪岡町には
かつて町役場近辺に
平井書店
岩崎書店
タケブン
と
本屋さんが3店舗あった。
現在は3つとも閉店し
このあたりから
ナミオカの衰退は
一気に進んだ。
浪岡中学校は
修学旅行で
ディズニーランドで
学校ごと
出入り禁止になる
不祥事をやらかし
その後、イジメ自殺事件が起きた。
犯人たちは
ふんぞり返って
笑って武勇伝として
語ってるそうだ。
ナミオカも堕ちたものだと思う。
黒石市には
ソフニ書店という
立派な本屋さんがあったが
ここが閉店してから
黒石市は一気に衰退した。
ワタシが青森高校に在籍していた頃
セイコーの前には
紀の屋、という本屋さんがあった。
私はこの書店で
名著「英文解釈教室」
(著 伊藤和夫)
物理の
「難問題の系統とその解き方」
を買った、
劣等生だったけど(汗)
立ち読みで読んだマンガが
当時、まだ連載中だった
岩明均の「寄生獣」である、
「いやー、すごいマンガが出てきたな」
とおもったものだ。
紀の屋があった頃の
セイコーは
41期 田辺 真彦 先輩は
東京大学医学部へ進学し
上皇后 美智子さまの
乳がん手術の執刀医となった。
目下、将来の
東大総長候補の筆頭である。
ワタシのいた44期生でいうと
1年のとき、
将棋部がいきなり全国優勝(笑)
同級生の近村くんは
指定校推薦で立命館大学へ進学し
その後、
アマチュア将棋で日本一になった。
同級生の
石井くんは
現役で京都大学法学部へ
奈良岡くんは
一浪して京都大学法学部へ
そして39歳の若さで
京都大学教授になった。
清水くんは
京都大学工学部
同期首席入学の
寺沢くんは
東京大学理科一類へ進学し
現在は
はこだて未来大学で
教授をしてるときいた。
後藤さんは
筑波大学へ進学し
吹奏楽コンクール
全国大会出場をはたす。
佐藤くん、
この人は能力、成績からいって
東大受けてもうかる人だと
思ってたけど
家庭の事情
(親が自衛官、他の兄弟も全員自衛官)
で、指定校推薦で
防衛大学へ進学した。
防衛大学では
学年3位以内は
アメリカの
カルフォルニア大学
バークレー校へ
派遣留学するときいてたが
佐藤くんは留学したそうなので
やはり、相当優秀だったと思う。
44期生は
東京大学へ13名
京都大学へわかってるだけで3名
弘前大学医学部へ30名
合格、と
進学実績としては
今日にいたるまで
歴代最強である。
紀の屋 書店があったときは
そんな感じだった。
で、紀の屋書店が閉店したあたりで
セイコーは一気に没落した。
本屋さんって意外と
重要なのですよ。
さて、ハナシをもどそう。
青森市が生き残るには?
ワタシが市長ならば
新町はもう、あきらめるしかない。
いまあるコンテンツで
勝負するしかない、とすると
セイコーのある筒井地区
サンロード青森のある地区
この2つに
都市機能を集約させる。
とりわけ
サンロード青森
ていうか
イオンモールの存続が
青森市の死守すべき
ラインだと思ってる。
成田本店もあるし、
サンロード青森。
一つの例として考えてみよう。
千葉県は
県立 千葉高校(通称けんチバ)が
ワタシが高校生だった頃は
東大に50人くらい受かる
超・進学校だったけど
今は
一ケタ代のバカ学校に
成り下がった。
あわてて附属中学校つくった
けど、すでに
優秀な生徒らは
渋幕とか、あとは
都内の私立中高一貫へ流れて
目も当てられない惨状。
愛知県は公立高校王国で
医学部受験では
私立の中高一貫、東海高校が
強いけど
他はほとんど公立で
トップ高校は皆、
附属中学校をつくった。
ここは割と成功している。
大阪市は
公立の小中一貫校を
5校つくり市内全域から
募集している。
入試は無くて
応募者が定員を上回った場合のみ
抽選、というやり方。
この小中一貫校が
事実上のパワースクールであり
医学部医学科を目指す生徒は
中学受験で灘や東大寺へ進学し
それ以外の学部志望者は
そのまま中学へあがり
そして公立トップ校へ進学する。
府立 北野高校 が
京都大学へ88名
東京大学へ20名
2024年に合格者だしたのは
この結果である。
他の府立高校も
軒並み進学実績をあげてるし
なにより
子育て層が大阪市へ
転入し大阪市は
人口が増え続けている。
これらの例を鑑みて
ワタシなら
青森市立 筒井小学校 筒井中学校を
小中一貫校化させて
市内全域から生徒募集をかける。
県立高校に附属中学校つくっても
県庁は中学校運営のノウハウが無い。
ならば
小学校、中学校を管轄する
青森市が「市立」の
小中学校を一貫化して
事実上の
青森高校 附属小学校
青森高校 附属中学校
にしてしまった方が
現実的だ。
小中一貫校の強みは
小学校高学年から
教科担任制を導入している点である。
日本一といっていい
灘高校は昔から
「灘には6つの学校がある」
と言われる。
英語も数学も国語も全教科
中学校1年生から
高校3年生まで
同じ先生が教科担任として
責任もって教える。
だから灘高校の先生は
30年勤務しても
卒業生を見送るのは
たったの5回だけ。
大阪市の小中一貫校はこれをマネた。
小学校4年生から
中学校3年生まで
教科担任制を敷き、
同じ先生が6年間
責任もって教えてる。
特に
英語と数学(算数)は
この効果がめざましい。
それを青森市でもやりましょう
市長、市役所、セイコー卒業生らの
チカラで、というハナシだ。
もう一つは
サンロード青森近辺
ここには
青森市立 南中学校
青森県立 青森中央高校
青森山田高校
の3校が徒歩圏内にある。
サンロード青森を死守しないと
青森市の経済が死ぬことは
すでに述べた。
不幸中の幸いなことに
40年前は田んぼだらけだった
この地区は住宅地化が
進んでいる。
サンロード青森を死守した上で
ワタシならば
南中学校を
筒井中と同じやり方で
小中一貫校化させる。
大学進学を前提とした子らについて
小中学生は
筒井中と南中の
小中一貫校、2校へ
高校は
青森高校
青森中央高校
青森山田高校
へ、全機能を
集約化する。
医学部医学科を目指す子は
中学から
山田中に行ってもらい
責任もって
中高一貫で教えてもらう。
この体制下で
青森市から
東大+京大の合格者数100名
これとは別に
国立大学医学部医学科
への合格者数100名
を出すマチを
本気で目指す。
県内はもちろん、全国にいる
東大志望、京大志望
医学部医学科志望の
家庭層の人口を
ヨソから根こそぎ奪い
青森市を30万都市として堅持する
まんま、ワタシが
大阪市西区で
やらかしてたことと
おんなじわけだが
人口たったの
11万
私立中もなければ
高校にいたっては
公立高校すら無い
大阪市西区で
出来てることですよ(笑)
人口28万の青森市がムリだとでも?
とんでもない、
それが出来ないならば
それは住民が
なんにも考えてない
脳みそババロア状態の
バカしかいない
ってだけの
ハナシだと
ワタシは
考えるのだが
セイコー生のみなさんは
どう考えますか?(笑)