「エッシャー 不思議のヒミツ」を観てきました!
先日、富山県美術館で開催されている「エッシャー 不思議のヒミツ」を観てきました。
今回の展覧会は、作品の撮影、SNSでの紹介にOKということなので、いくつか作品を紹介したいと思います。
エッシャーといえば、目の錯覚を利用したいわゆるだまし絵が有名な画家、学生時代の教科書に作品が載っていたなあといった印象です。
この展覧会では、エッシャーの初期からの作品が一堂に展示されていて、想像では、だまし絵ばかりが展示されているかと思っていましたが、そういった作品は展示の最後の最後に紹介されていて、観る前の予想をいい意味で裏切られた感じでした。
木版やリトグラフで制作された作品でいずれも細かく彫られたもので、その繊細さに驚きました。
また、本の挿絵に使われた作品など様々な作品が紹介されていて、だまし絵はエッシャーの制作活動のほんの一部だったということが初めて認識することができました。
会場にはたくさんの人が来場されていましたが、その人たちの多くも私と同じようにだまし絵のエッシャーを観にきたのでは。
また、会場に入って展示された作品を見ながら、「あれっ?」と思ったのではないかと思いながら会場を後にしました。