指を切りやすい紙、そうでない紙
定期購読しているネイチャーダイジェストに、短い記事ですが手を切りやすい紙の厚さに関する研究結果が掲載されていました。
紙を触っていて、指を切ってしますことが年に何回かあります。指を切ってしばらくの間は、物に触れたり、水がかかったりした時に、なんともいえない痛い感触が続きます。すぐには治らないところがなんとも嫌な感じです。
記事では、大学の研究者がいろいろな厚さの紙を、人間の皮膚の代わりとしてゼラチンを切る実験を行ったそうです。
その結果、特に薄い紙や厚い紙は傷をつける可能性が低いことがわかったそうで、最も危険な厚さは65μmとのことです。65μmといっても、どのくらいの厚さかイメージできませんが、一般的なコピー用紙(薄口)がこれに該当するようです。と言うことは普段使っている書類に使っている紙は、どれも危険な紙だと言うそうですね。
この記事の最後は、ScienceやNatureに使われている紙の厚さも。危険の範囲内だったというオチがついていました。