【子どもと旅】上野 中編_岡本太郎展に大興奮
さて、お昼を食べてお腹いっぱいになったので中編の岡本太郎展。
上野動物園→お昼ご飯→岡本太郎展→公園→兵馬俑と古代中国展の太字部分です。
そうそう、お昼を食べたお店でこんな素敵なシールを頂きました。
今から行く二つの展示!テイストがかなり対照的なこともなんかクスッとできます。
さて本日 私は1番楽しみにしていたのが岡本太郎展。息子と岡本太郎さんは初見ではないけれども久しぶりの再会の感覚。
1歳半の頃、夫の働く渋谷に出かけた時に、渋谷駅にある「明日の神話」を見ると言葉にならない叫びをあげて大興奮。その後、何度かこの絵を見に行くことに。絵のエネルギーは伝わるのだなぁと思ったことを5年近く経った今も鮮明に思い出せます。
そこから川崎市にある、岡本太郎美術館に何度か通うことに。ここは平日の時間帯を選べば空いていて、展示物を触らないようになど気をつけさえすれば、子供も楽しめる美術館。座れる作品もあるので何時間も楽しめます。外に展示されている「母の塔」の下でも相当楽しんでいましたり
ただコロナ禍、なかなか少し足を伸ばすお出かけをしにくくなってご無沙汰していた中の岡本太郎展。子どもが成長してどう感じ方が変わったのか、も含めてとても楽しみなのでした。
岡本太郎展が開催されている東京都美術館に到着です。
上野動物園の正面玄関の右隣りに位置した、少し奥まったところにある美術館です。
この入り口にある、「本職?人間だ」は息子氏の心に残り、夜寝る前に自分の本職はなんだろう?人間ってどういうもののことだろう?と考え続けていました。きっとあと2週間後くらいに、自分なりに考えた答えをおしえてくれるでしょう。そんな息子氏です。
さてさて、早速入っていきます。
平日だったので当日券ではいります。12月28日までなので終盤に入って来ていますが盛況でした。
息子氏はまだ未就学児なので大人の1900円をお支払いして鑑賞です。
一階、二階の構成になっていますがもう、一階だけでも大満足の仕様。触っていけないのは前提ですが 上から撮らない(カメラを落としたら作品が壊れるから)制限はありつつも撮影もできて自分なりの楽しみ方、記憶に残すこともできる展示でした。
6歳になると楽しみに方が変わるんだなぁと思ったのは全ての作品のタイトルの日本語、英語を読むように言われ、解説があるものは全て解説を読み、それを聞きながら興味がある絵は自分なりの解説を話してくれる。かなり疲れる鑑賞の仕方ですがぼーっと絵を見るのとは違う楽しさがありました。
私たちが好きだった作品の一部をご紹介します。
まずは入り口にある、「光る彫刻」
そして、怖さがありながらどうしても気になる「反世界」
そして息子氏が好きで飾れる絵も買った「森の掟」
最後の未完作品「雷神」
このほかにも「生命の樹」も。
どの作品も 想像の余地がたくさん残されていたり、他の作品と関連しあったりしていて展示を見る中でも「あのモチーフがまた出て来たね」「同じテーマだけど描き方が違うね」などこれだけ一堂に集めてもらうと、美術に詳しくなくともそれっぽい楽しみ方ができました。
この熱量の作品をしっかり受け止めて見ると一階を見ただけでお腹いっぱい、ヘトヘトになったのですが、2階にあがるとパリ時代のまた今とは全然異なる絵に出会い、またぐっと引き込まれます。
同じく上野で開催されている、ピカソ展のピカソに影響を受けていたと知り、次はピカソ見にいこうかーなんていう話にも。
2階では
岡本太郎さんとの初めての出会いの「明日の神話」そしてその前にかかれていた「燃える人」がやはり1番心に残る作品に。
下絵からどう、あの作品になったかの流れも見ることができたのもとても面白い学びでした。
戦争に今とても関心がある息子氏は第五福竜丸の話を何度も聞きたがり、自分なりに絵を理解しようとしているようでした。
※後で調べたところ、第五福竜丸の記念館があったので一度来訪してみようと思います。
そんなこんなで2時間近くたっぷりと、ヘトヘトになるまで楽しんだ岡本太郎展。
最後は会場を出てすぐのところにある、タローマンコーナーで写真を撮り、大満足で太郎さんとお別れです。
長くなってしまいましたが、そのくらいの大興奮な美術館でした。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
後編も読んでいただけると嬉しいです。