自分が思うほど、他人は自分のことなんて気にしてない
障害者グループホームで暮らしている。
先日、世話人のFさんにタバコとライターをたかられた。
あとで腹が立ち、グループホーム社長、グループホーム管理者に伝えると、Fさんには注意がいった。
けれど注意を受けても、彼は謝りもせず、ヘラヘラと馴れ馴れしかった。
今日の世話人さんに、いきさつを話した。
いつも信頼している世話人さんだ。
彼女は言った。
「ごめんね、今度から無視でいいよ」
「あの人おかしいもん、みんな嫌がってる」
その言葉に、ホッとした。
Fさんはよくこう言っている。
「自分が思うほど、他人は自分のことなんて気にしてない」
けれど、Fさんは、ここのグループホームの嫌われ者だ。
Fさんは、そのことに気づいていないのだろう。
みんなにヘラヘラと馴れ馴れしく、そしてみんなに嫌われている。
その言葉を誰が言うか。
そこがポイントなんだと思う。
周囲に嫌われたくない、と思いすぎ、過剰にいい人を演じてしまう人もいる。
自分は周囲に受け入れられている、と信じているけれど、実はみんなに嫌われている人もいる。
「自分が思うほど、他人は自分のことなんて気にしてない」
大切な言葉だ。
けれどやっぱり、その言葉を誰が言うか。
そこって大事なポイントなんだと思う。
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