【元地方公務員・早期退職して良かったこと】明日を恐れることはなくなった
皆さん、連休どうでしたか。充分楽しめましたか。
英気を養って、今週も存分に働けそうですか?
それは良かったw
明日が大嫌い。
俺が公務員として現役で働いていた時分は、明日が大嫌いだった。
明日の野郎は、大した用事もないのに律儀に時間通りやってきて、俺を悩ませやがる。
明日を憎んでいたと言っていい。
明日の連続の先が未来であって、つまり俺は未来を否定して生きていたのか。と思う。
明日のことを考えると憂鬱だった。
明日なんかこなけりゃいいのに。
と、日曜日の夜によく思っていた。
あああ、今日がまた終わっちゃう。
ロクな1日じゃなかったけど。
だなんて、酒飲みながら一人反省会するでしょう。
深酒になったりして。
それで、月曜日の朝の憂鬱(連休の直後の勤務日含む)。
布団から出たくない、起きたくない。
職場に行きたくない、でも行く。
歯を食いしばって、四肢を震わせて、立ち上がり、髭剃って顔洗って、粗末な朝食。
昼食用に弁当、自分で詰める。
炊飯器の米は昨夜俺が研いでセットしといたやつだw
それから着替えてネクタイ締めて、ドアを開けてまた閉めて、鍵かける。
いつもの一週間の始まり。
まだ今週4日もあるん??えー?マジで??www
「死にてえ」と叫びながら通勤する、車で。
もう朝通勤が嫌で嫌でw
毎日不安と心配ばかり。
そう、休日中もどこか頭の隅で仕事のことばかり考えていた。
休日明けたら、あれやってこれやって、って段取りがもうでき始めている。
病気やw
多少の緊張感やストレスが肉体と頭脳には良い。
などという意見には反対だ。
そんなもの、無いにこしたことはあるまいよ。
不安も心配事も、健康に悪影響がある。
だってもう、あの当時は実際に変な病気が増えていたもの。
いろんなプレッシャーやらストレスから逃げ出す準備(早期退職)をしたのは、このままだと早死にするかもしれないと本気で自分の心配をしたからだ。
そうでなければ早期退職した意味がない
で、結局31年我慢して脱出つまり早期退職にこぎつけた俺だ。
退職したらその、息が詰まるような毎日の不安と心配、プレッシャーがもう、無い。
仕事に起因する、面白くもなんともない心配事に悩まされることもない。
そうでなければ退職した意味がないだろう。
今のところ、面倒なことは一切なくて、強いて挙げれば毎日なにがしか、お金の心配ばかりしているぐらいかな。
うん、心配事は消えない。ただし今は、その種類や数が少ない。
以前も書いたけど心配事はもはや俺の趣味だ。
俺は明日と和解した。明日は何しようかな。
早期退職した俺は、あれだけ憎んでいた明日の奴を許すことにした。
明日君と仲良しになれたのだw
ねんごろの仲と言ってもいいwww
心配事がすごく少なくなったからだ。
よく考えると、公務員現役の時の俺の心配事って、俺自身のためじゃなかった。
他人のため、というか仕事自体を無事終わらせるための心配だった。
それはいつまでも無限のように湧いて出るものだったが、今はその一切が無いのだ。
なので、心配のない明日は何も恐れることはないし、むしろウェルカムなのである。
早期退職して、自分の人生を、時間を支配してコントロールすることに成功したのだ。
明日、何をしたって良いのだ。
毎日の終わり、夜寝る前に明日が楽しみ、だなんて人生が本来的に俺が望んでいたものだと改めて気づいた。
月曜日の朝でもいつでも、好きなだけ寝てていい。
ちなみに先週末なんか我々夫婦ともにお寝坊様で、8時半ぐらいでようやく起きた。
無理して起きなくたっていいんだろうけど、朝は可燃ゴミを出さねばならんし、毎日うちの猫氏のおトイレ掃除せねばならんのです。
猫氏は曜日関係なく、俺たちを起こしにくるからなあw
まあ、そのあたりは、本当の意味で自由気ままってわけでもないんだけど、独り身じゃないんだからねw
何じゃかんじゃで、ある程度は規律や節度は必要。