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「ちょっと良いと思う人」と出会うことなんて意外と少ないですよ
マンガの中の名言だ。
目の前の好きと思う人のことに尻込みしそうになる瞬間、いつもこの言葉を思い出す。
別れたカレのことを思い出すときもこの言葉が浮かぶ。
「ちょっといい」って人って実はすごく厳密だ。
少なくとも悪くはないわけで。
なにかよくわからない自分の心の琴線か、細かい自分のフェチか、そういうものに合致する。
そのうえで自分の相手としていたらいいのにって一瞬でもかすめる。
「かっこいい人」「かわいい人」でもなくて、「ちょっといい」んだ。
見てるだけじゃなくて、自分が相手の関係性に輪に入ってみたいと思うような近づきたい感覚。
これがちょっといいなんだ。
もしも、もしも、ちょっといい人が目の前にいたら、どうかそのちょっとを大切にしてみてほしい。
もしも、関係を情で切れないと思ったたら、どうか切らないで居てほしい。
だめな関係って、どうせ放っておいたってどこかで決定的なものが来る。
しかも、来るその時は濁流みたいな強さでどうにもならないスピード感ですべてをかっさらってく。
だから、ちょっといいなんて奇跡みたいな瞬間を、わざわざ自分で終わらせなくていい。
人間関係に白黒つけなくていい。
自分の大切にするものも、性格も、相手もどんどん変わっていくから。
早く切り上げても、遅く切り上げても、だめなものはだめで消え失せるから。
お互いの気持ちが「ちょっといい」状態であれている現状は奇跡みたいな瞬間だ。
こんな偉そうに言えるわけじゃないけど、ちょっといい人と離れることを考えるくらいなら、「連絡、邪魔じゃない間はしていい?」って聞いてみたら良い。
あなたにとって、どこかで、そのちょっとの関係の人が支えになるから。
読んでくれてるかわからないけどそんなことを思いました。
ちょっといいを、ちょっと続けさせてくれる人は、すごくすごく優しくて素敵な人だと思うよ。