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スフィア基準・スフィアハンドブック

JQAN(支援の質とアカウンタビリティ向上ネットワーク)が主催するスフィア研修に参加しました。

スフィア基準とは「人道憲章の枠組みに基づき、生命を守るための主要な分野における最低限満たされるべき基準」であり、世界各地の災害被災者や難民の支援現場で活用されている国際基準です。
スフィア基準は、内閣府が2016年(2024年12月改定)にまとめた「避難所運営等避難生活支援のためのガイドライン」の中でも紹介されています。

わたしがスフィア基準について初めて知ったのは、『東日本大震災からの学び』に収められているJ.F.モリスさんの論文「災害と外国人支援」(2015年)を読んだことがきっかけでした。論文の中でスフィアについて直接紹介されているわけではないのですが、IASCガイドラインなどの支援の原則について学ぶ中で、スフィアにたどり着いたのだと思います。多文化社会における災害時支援のあり方を考える上での大きな示唆をいただきました。

スフィア基準については、『スフィア・ハンドブック』(JQAN発行)で参照することができます。こちらでPDFでも読むことができます。


研修会場は東京タワーの目の前にある機械振興会館でした。
帰りには、ライトアップされた東京タワーを見ることができました。


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