多摩地区での災害時多文化対応研修（2024.10.28）

府中市多文化共生センターDIVEと東京都つながり創生財団が主催する災害時多文化対応研修にコーディネーターとして参加しました。

この研修は令和6年度 多文化共生中域ネットワーク事業の一環として実施されました。そのため、府中市だけではなく、武蔵野市、三鷹市、調布市、小金井市、狛江市から参加がありました。また、自治体、国際交流協会、社会福祉協議会、市民団体、市民ボランティアなど、さまざまな立場の方が参加してくれました。

避難所の掲示物

当日は避難所ケーススタディのあと、避難所受付体験の訓練を行いました。避難所に外国人被災者が避難してきたことを想定し、ロールプレイにチャレンジしました。振り返りでは、より実際の災害に即した訓練内容を検討すべきという意見もあり、課題も少なからずありました。

ピクトグラムを使ったコミュニケーション

しかし、訓練を通じて行政区を超えた連携が図られたことが今回の特筆すべき点だったと思います。特に多文化対応についてはリソースも限られていることから単独の地域や自治体で対応しきれないことも多いのではないでしょうか。その意味でとても有意義な訓練であったと思います。今回のような行政区を超えた連携がさらに広がることを期待しています。