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クソ短編クソ小説『自分が好きで好きでたまらない田中ちゃん』
まえがき 近いうちに、今書いてる小説についてnoteでなんか話したいなっと思っています。
その準備体操として、中学の頃に書いたクソオモロ小説でも公開してみようかな。私も気に入ってるやつ。あのさあ…星新一の影響受けまくりで……恥ずかしくないの?
自分が好きで好きでたまらない田中ちゃん
こんにちは!私は元気な女子中学生!名前は川端。かわばた とよみます。
私は自分のことをそう紹介する。しかし
【怪談】おうちルール
シャバナイと出会ったのは、一度しか行っていないサークルの、まさにその一度のときだった。
つまり去年の春であり、大学一年目の春である。総合棟一階の大階段すぐ下で新入生たちを待ち受ける先輩方の勧誘はもう遠目から見る分にも暑苦しく、脂汗の染みたビラを受け取る気にはなれず、無料で肉が食えるBBQも魅力的に感じず、ようはそうした陽キャノリのサークルに馴染める気がしなかった。
しかし受験期に見ていた