上手な「並」の先生は 指導書をたくさん読む

 こんばんは 皆さんは 研究授業をされることがありますか?
 私は実は2学期中に1回しなければいけないのですが
  他にも何人か 授業公開をしてくださる方がおられます。
その中で上手な「並」の先生は、もうすでに準備に取り掛かって
おられます。
 それで自分もヒントをもらおうと思ってその先生にお話を伺ったら
まずはとことん 指導書を読みましょう。
というアドバイスをいただきました。
もう少し知りたいなと思って食い下がって質問したことを
今日は まとめておきたいと思います。

指導書には最低限 学習しなければいけないことがたくさん書いてある

 今回は 国語の授業を倒壊することになったので実は教えることがたくさんあるなあという風に思っていました しかし 上手な並の先生に聞いた時に思ったことは 指導書を読んで 一度整理をしましょうということでした。 というのも 国語の授業で何を教えるかっていうのは多岐にわたるのですが 最低限これだけはここで教えないといけないということが 指導書に書いてあるからです。 指導書のその 最低限の部分を逃してしまうと次の学年やもっと先の学年で繋がっているはずのものが途切れてしまうので、子供が1年1年 積み上げていくことができません。そこを避けるためにも 自分の頭の中を整理するためにも指導書をたくさん読み込んで、これだけは教えなければいけない (絶対間違えてはいけない)ものをピックアップする必要があります。
それがまず一つ。
もう1つ 指導書 を読む効果として 気がついたのがその単元でどのように 子供たちの思考を積み上げていくか ということが分かります。 もしそれがなければ毎時間毎 時間 同じような力を子供につけなければならず、もっと言えば 授業の最初は必ず 基本事項を伝えるような時間になってしまいます。ところが 1時間目に 基本事項を伝えていれば 2時間目はそれを知っている体で始めることができます。 3時間目は1時間目と2時間目に教えたことを使うような授業を組めば 最初の説明の時間が減るのです。
そうすると教師がしゃべる時間が減り 結果的に子供たちが活動する時間が増えます。
この辺りも考えると 指導書を読むことはとても大事なように思います。

指導書を読むと子供の活動がイメージできるようになる

 指導書の最初に目当てが書いてあります。
そして 指導書の後半にはまとめ が書いてあります。
これを自分考えてた場合 なかなか思い通りに子供が動いてくれないことがよくあります。ところが 教科書が書いていることをやるとある程度 子供たちが同じような流れで授業を進めていくように感じます。 これはなぜかと言うと おそらく 自動書に書いてあることを教員がイメージするとほとんどのケースで子供たちに伝えることが同じような形になるからだと思います。
そしてその同じような形の中で育ってきた子供たちがまた教科書のやり方に従って進んでいくと イメージが似ていたり関連しているところがあったりするので ある程度 同じような進み方で無理なくできるんではないかと思います。
 逆に言うとこれを逆手に取ればある程度 教科書通り進めていけば 子供たちがどのようにやるのかということがイメージしやすくなります 。ある程度学力が高い人や自分たちで勉強ができる人については、 もうこれだけでも学習が成立します。 しかし 皆さんのイメージされた時にどうしても困るんじゃないかな っていう子が出てくると思います その子たちにどうするかという支援をうまく行うことができれば 研究授業としても大成功するのではないかと思います。 子供たちにどのように伝えるか そしてどのように 子供たちが動くのか うまく活動ができない子にどのように関わるか この辺りのことを考えるには 指導書はかなり有効です。

 他にもいっぱい いいことがあるのですが何よりも経験が再生 性については 指導書をしっかり読まれることをおすすめします なぜなら読んでいるうちに イメージできるようになったり 最低限 やらなければいけないことがはっきりすることで 慌てなくても済むし授業の中で 軌道修正 しやすくなるからです。
教科書の指導書 よくできています 是非 活用しましょう。


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