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上手な並の先生は依頼があったことには受けて立つようにしている。

上手な「並」の先生は 人当たりがいいのでいろんな人からたくさんのことを頼まれます。
でもさすが そこは上手な先生なので優先順位はつけるんですが、
結局全て受けて立たれるように思います。
どうしてそんなことをするのか、過去に話した先生方の
お話をしたいと思います。

子どもの誘いは絶対受ける
若い人には信じられないかもしれませんが
年取ってくると子供達は だんだん 離れていきます。
そして年が若い先生の方が自分たちと歳が近いせいか
お話がしやすいらしくどんどん寄っていくようになります。
しかしそういう状況がある中でもたまに子どもが
誘ってくれることがあります。
それは遊びの誘いでもあったり一緒に勉強して欲しい
という提案であったりします。
本当はその時間 コーヒーでも飲んで休憩して
次の時間の準備してなんてすると先生としては楽なのですが
それを我慢して上手な「並」の先生は
子どもたちのところに行かれています。
そしてそれは理由があって、一番大きいものは子ども達の信頼を
勝ち取るためです。
また子どもたちが勇気を出して自分の意見を言ったことを
認めるためでもあります。
そういう思いを持って 子どもの誘いを必ず受けておられます。

若手のフォローは最優先で受ける

職員間の付き合いで受けておられることは若手のフォローです。
指導というよりは若手にやってもらって
そのお手伝いだったり 困ってることを助けるような
そんなポジションのことをされてるように思います。
これ 若手に指導となると何かと難しさ がやってきます。
1つは 若手が困ってしまうこと。
先に「こうしなさい」と言われると
その形の通りにならなければいけなくなるので
若手はしんどいようです。
上手な波の先生はその辺をよく理解して、まず 若い子にやってもらう
その後 困ってる様子によっては 助けに入ると言ったような
感じでされます。
そして何か問題があった時は すぐに駆けつけて
若手を助けます そうすることで子どもも大人も安心して
過ごすことができます。

自分の想定外のキャリアであっても受け止める
ベテランになればなるほど人から求められることも多くなるし
状況によっては 研修に出たり 思いもよらない場所で
働くことになることがあります。
若い時は拒否したり 家族の問題がある人は断ったりもするのですが
上手な並の先生はそれも 成長のチャンスと捉え 全部受けられます。
私が知っている先生は 保育園に1年間 長期社会 研修に行って
大変 悩んで帰ってこられました。
基本的に 畑違いなのでなかなか自分の思うようにはいかなかったそうです。
ただそこで 悩みながらも一生懸命活動することで
保育園の先生から絶大な信頼を得て、
その先生は 転勤されるまでずっと保育園の先生とお話をしたり
情報交換をされていました。
他にも遺跡の発掘の仕事に行くような先生
教育委員会に出向する先生などいろいろおられましたが
いずれも 得意不得意にかかわらずみんな受けておられました。
そして帰って来られてから3年か4年経つと それぞれが得意技を
持っていろんな場所で大活躍されていたように思います。
自分の能力 伸ばすために 上手な波の先生は自分の想定外の
キャリアであったとしても受けるように思いように思います

長くなってきましたが 上手な波の先生は基本的に断る
用意もしています。「 嫌だなー」って言いながらも引き受けるっていう
パターンがみんなにとって大変さが伝わったり
気を使ってもらえたりするからですが
本当のところはいつ何時 どんな挑戦があっても受け止める。
そして自分の知恵と工夫で受けて書かれているように思います。
なかなかできることではないのですが
まず 真似できるとしたら とりあえずやってみるということでしょうか
そこから上手な先生になったり名人になったりする道が
開かれてるように思います。

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