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上手な 「並」の先生は、子どもに考えさせる。

こんばんは 皆さん いかがお過ごしですか。今日から 足りないこと なんですが普通に授業しながら事情があって学校に来れない子のために ズームを使ってリモート配信をするようなことが始まりました。
割とできるのかな と思ったんですけど 実際やってみると大変ですね。黒板に書いてあること 一つ 紹介しようと思ってもえらく 時間かかってしまいくたびれました。明日からちょっと パターン変えてまた頑張りたいと思います。
さて 今日見てて思ったのが問題行動があった後の指導です 今回で言うと 高学年のこと低学年の子が一緒に遊ぼうとしてたんですが高学年の中の一部の子が低学年の子にイライラしたんでしょうか ボールをぶつけるということがありました その後お互いに呼び出して話を聞いてるんですが今回は 高学年の先生の方が子供には届いたようでした 低学年の方の担当の先生は まだ若い先生で これからだと思うんですがその辺の違いをちょっと今日は まとめたいと思います。

子供自身の言葉で何があったかを話させる。

高学年の子は口がうまいです だから何とかしてその場を切り抜けようとします。でも 低学年の方が逆にうまく喋れないから感情のことを先に言ってしまったりします。この時に上手な先生は言えないまでもその子に自分の言葉で喋らせます。そして 質問をしつこく せずにどうしてその子が困っているのか っていうことを その方がわかるようにします。余談ですが ここで質問すぎると実は逆効果です 結局 先生がそう思ってるんじゃないかという風に子供が思ってしまい、子供は自分のこととし 認知しなくなります。
低学年の子はこうすることで自信をつけるし なんとか伝えなければいけないという感じで必死で頑張ります。そして何よりこういう活動を通して自分の感覚だけではわからなかった 周りから見た感覚を身につけていきます。だからこの辺は考えさせた方がいいと思います。高学年の子はこの辺をしないと結局自分の都合のいいように言って逃げてしまうと思います。低学年の子が話しした内容を盛り込み つ つ 今日は上手に高学年の子にもわかるように話をされていました。

低学年のいう時間と高学年が言う時間は感覚的に違う。

今回 高学年の子がイライラしたのは低学年の方が いつまでも時間かけてやっていて 時間を守らなかったことにも原因があります。ですが高学年の方に聞いたら3分や 5分待ってもなかなかやってくれないって思ってたのに対し、低学年の子は10秒でできたという風に主張しています。後からではどうにもならないんですが じゃあ だいたいどれぐらいまでだったら待てるかっていうところ お互い 確認するのも必要でしょうし、お互い 10秒とか1分とか5分とかっていうのはどんな長さ なのかっていうのを理解し合わなければいけないと思います。今日の場合 上手な先生が関わられて 君は10秒って言ったけど たった10秒が3分とか5分とかっていう風にお兄さんを感じたのだろうか ちょっと考えてみないかいっていう風に言われて、時計を見て1分間待ってみたりしてどれぐらいの長さ なのかっていうのを子供に気づかされました。
おそらくこういうやり取りが大事で例えば 長さ だったり 速さ だったり 今回のように時間の長さ だったいっていうところは 低学年の子には 寮に対しての感覚ができてないので おそらく 食い違ってきたり トラブルの原因になったりすると思います。今日は高学年のお兄さんたちの立場を立て つつ 低学年の子に量の感覚を教えるという素晴らしい時間だったと思います。

終わりに 指導が一方的にした方があっという間に終わるし うまく 次の日から行くように錯覚してしまいがちですが、今回の先生のようにじっくりと子どもたちに考えさせて 言葉の紡ぎ方だったり 時間やその他の感覚にする部分をある程度 揃えていったりというところをしていくと 今回だけじゃなく 次回以降のトラブルも減ったり 相手のことを考えようとする態度がおそらく 協力性を生むと思います。
それを実現していくためにまずは子供の方に喋らしたり時間の感覚をつかましたりっていう思いを発揮する場を作ってやるのが大事なのかなと思います。

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