80の壁をどう乗り切るか、睡眠のコントロールは難しい
睡眠不足かどうかは計測が難しいです。
朝起きた時の感覚で「ぐっすり寝た」「どうも寝不足だ」などと判断しますが、わかりやすいのは就寝時刻と起床時刻です。睡眠のゴールデンタイムは10時(9時)〜5時(6時)と言われていますが、途中でトイレに起きたり、喉が渇いたりして目が覚めることがあります。寝床に入ったけれど、なかなか寝付けない場合もありますし、スマホを見ていたら12時になってしまった・・・なんてこともおきます。睡眠のコントロールは塩分調整より難しいですね。
グッドスリープのために、寝る前の軽い運動、が奨励されています。
私の場合は足ふり(前後・左右合計40回)、足回し(内回り・外回り、左右20回)に加え、最近シャドウピッチングを始めました。足ふりは壁に手をついて前後に(左右)各10回、左右に各10回都合40回。足回しは外から内へ(左右)10回、内から外へ10回、都合20回トライしています。腰と脚とのジョイントの状態を良くして、死ぬまで自立歩行をしたいという思い、願望含みです。
シャドウピッチングは75歳を過ぎて以降、投擲力が極端に落ちたからです。石投げで10メートルも行きません。肩が弱っているのかと思っていましたが、どうやら背筋力が落ちて投擲がダメになっているようです。シャドウで10回、フルピッチングしています。(今のところ投擲力の回復は不明です)
これらの軽い運動が、良い眠りを呼んでいるかというと全くダメです。
変化なしです。夜中に最低1回はトイレに起きますし、多いときは3回以上起きます。75歳を境に睡眠の質が低下しました。不足分をお昼寝で補おうとしましたが、昼は眠れないものですね。
最近流行の「ウオッチ」(ファーウエイ製品)を買ってきて睡眠の質を計測してみましたが、75歳までは(睡眠時間が5・6時間であっても)「睡眠の質は良好です」となっていたのが、今では計測値で「良好」となる日は無くなってしまいました。
コントロールできないものをコントロールしようとしても無駄なこと。
これといった具体的な対策はしていませんが、8時前に床に着くようにしています。夜の会食がある日は二次会をお断りしています。また、年が明けたら「80歳の記念」で「iウオッチ」を自分にプレゼントしようと思っています。このウオッチは睡眠の質の計測(深い眠り・浅い眠り・目が覚めた時間)が可能なのは当然として、「アラーム」機能(バイブ式)がついているからです。75歳過ぎてから難聴が進行して目覚まし時計の音が聞こえなくなっているから、腕でバイブレーションしてくれる目覚まし機能は助かります。
タイマー機能もついているので物忘れ防止にも使おうと思っています。難は値段が高いことですね。最安値のSEタイプで37,800円、シリーズ8のGPSモデルで59,800円です。年金生活者には重たい出費です。
就寝前に水を飲まない、コーヒーや紅茶、緑茶を飲まないなどの禁止事項が唱えられていますが、「あれするな・これするな」と言われても嬉しくないですね。歳をとると睡眠時間が少なくても大きな問題はないと思っています。あれこれ禁止事項を気にすることの方がかえって問題ではないか、と考えます。
〈チャオームという香草の一種です。卵焼き・カイチアオに混ぜて使います〉
〈下の写真は手前がパック・ブーン(空芯菜)、奥はレモングラス〉