今日も我が家は「私とワグナー・ナンドール氏 4」秋季展 11月15日まで
皆様「おはこんばんちは」
鈴丸 カエル🐸です。
あちら、こちらに金木犀が咲いて良い香りを漂わせておりますね。
今回、このようにナンドール氏の事を綴ることになったのは今がベストだと考えたからなのです。
益子町にありますナンドール氏の秋季展が始まっております。
未敷蓮華観音像
みふれんげかんのんぞう
そして、益子陶器市もまもなく始まります。
毎年、春と秋に陶器市と共に行なわれる年2回の周期展でほぼ一月間の展示会です。
おそらく私、個人的な思いの中では日本でも有名な美術館になつていてもおかしく無いはずなのです。・・・
彼の彫刻の素晴らしさは私の大好きなミケランジェロやレオナルド・ダ・ビンチとも引けを取らない芸術だと思っている。
しかし、様々な苦難に遭い公になりにくかったのは、彼が長い間ハンガリーの反乱軍芸術家代表として共産圏から追われれる身であった事。
日本に千代夫人と移住してもなを、ハンガリー特別警察に追われていた為、密かに過ごす事を余儀なくされて来た事、千代夫人をその手から守る為に神経質になっていた事など
色々な意味で作品が公になりにくい性質があったこと、この国が日本という国であるという複合的な意味があったと考えられるのです。
彼はすでに亡くなられておりますが、彼の思想は生きて多くの人達に届けられなければならないと思うのです。
今回、この様な世界情勢を踏まえて、日本も安泰ではないと少しでも彼の思想が反映することが出来たらと思うのです。
多くの方に知っていただく事が一つ前進となる事を信じます。
どうか、陶器市のついででもお立ち寄りいただきたく思います。
そして、どうか、ワグナー・ナンドールという日本人が居たということを自慢していただきたい。
そう、ひたすらに思うのです。
最後にもう一度。
「私は文化、宗教の相違点よりも各々の共通点を探しているのです。
共通点を通してしかお互いに近づく事は出来ないのです。」
どうか、誰でも従える人類共通の簡単なルールが早くできますように・・・
栃木県大谷町、平和観音像