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更年期にイケるGABA!!

こんな症状ございませんか?

・寝付けない
・イライラする
・あぁ~だるっ
・なにもやる気が起きない
・異常に汗をかく
・あたま痛~い
・肩こりもひど~い
・ドキドキが急にくる~

更年期って自律神経からきているものがほとんどです。

GABAはギャバと読みます。
Gamma-Amino Butyric Acidの頭文字を取ってGABA。
GABAは「ガンマアミノ酪酸」というアミノ酸の一種です。
私たちの体において必要不可欠な存在です。

GABA、1950年に哺乳動物の脳で見つかったことから、研究がはじまって「中枢神経で働く神経伝達物質」ということがわかってきました。

その後、「中枢神経」だけでなく、「消化管」においても神経伝達物質で
働いていることがわかり、その後においても人間のいろんな部位で発見されました。

たんぱく質はアミノ酸でできているのですが
GABAは、たんぱく質にはならない
「非たんぱく質性アミノ酸」に分類されます。

水に溶けやすい性質を持っていて、
腸管から素早く吸収されるのが特徴です。

血液の流れを活発にし、
代謝機能を促進する働きがある物質として知られています。

   🍫   🍫   🍫

更年期になると、体に異変が起こり始めます。
生理の周期が不順になったり、出血の量も変わってきます。

原因は、女性ホルモン「エストロゲン」が減り始めるからです。
そうすると、脳内では、「いや、ちゃんと出してよ」と指令を出します。

ところが、「無理なものは無理」とエストロゲンは出ません。
すると脳内の司令塔、視床下部(ししょうかぶ)が混乱します。

下垂体(かすいたい)へ情報を送らなければいけないのに、
コントロールがうまくできない。

視床下部では、大きく三つのコントロールをしています。
・ホルモンのコントロール
・自律神経のコントロール
・免疫機能のコントロール

ホルモンのコントロールがうまくできなくなってくると
自律神経のコントロールにも影響が出てしまうんです。

この自律神経の機能低下による症状が更年期の症状なんです。
・多汗
・全身のだるさ
・頭痛
・肩こり
・手足のしびれ
・動悸
・めまい
・不眠
などですね。

   🍫   🍫   🍫

もう一種類の女性ホルモン「プロゲステロン」も減少することで、
GABAやセロトニンといった神経伝達物質の働きに影響がでます。

GABAやセロトニンは、
・不安感を抑えたり
・精神を安定させたりする働きがあるため、

これらが減少することで
・「抑うつ的な気分」になったり、
・「物事に対する意欲の低下」などの症状が出やすくなるのです。

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更年期の症状を訴える方に、GABAを多く含んだ食品を摂ってもらうと、自律神経調節不良の症状が改善したという報告もありますので、更年期の症状に悩まれている女性には、積極的にGABAを摂ってほしいですね。

あ、ちなみに健康な人でも、加齢とともにGABAは減少するそうです。
特に女性は、減少が顕著にみられるとのことなので、気分明るくいるためにもGABAは必須ですね。

GABAの効果はたくさんあります。
・ストレスの軽減
・リラックス効果
・アドレナリンの分泌を抑えることで血圧を正常にし、酸素の供給を助ける
・血圧降下作用から、高血圧から引き起こされる脳卒中などの予防
・疲労感の軽減
・睡眠の質の改善
・認知機能の改善
・脳内の興奮を鎮め、平常心を保つ手助けをしてくれる
・中性脂肪の増加を抑制する
など、いいことだらけですね。

あ、ちなみに
「血圧が正常な人がGABAを摂取しても、血圧は変わらない」ということなので、今血圧に悩んでいない方でも、安心して摂取できますね。

それからさらに、
「脳波のアルファ波が上昇して、ベータ波が低下した」との
うれしい報告もあります。

アルファ波はリラックス時に現れる脳波で、
ベータ波は緊張や興奮時に現れる脳波です。
肩の力が抜ける感じでしょうかね。

脳脊髄液中や血液中のGABA濃度が低いかたに
・パーキンソン病
・気分がふさぎがちな人
・精神状態が不安定な人
・アルコール依存症患者
などがいらっしゃいます。

   🍫   🍫   🍫

では、食品から摂るには何がいいでしょうか。
GABAって聞くとチョコレート?って思っちゃいますけど、
漬物や味噌などの発酵食品に多いです。
ですが、ほかにもたくさんあるので、紹介していきます。

・発芽玄米(白米や玄米の数倍の含有量)
・トマト、なす、じゃがいも、かぼちゃ
・キムチ、納豆
・たくあん、奈良漬け、しば漬け
・しょうゆ、味噌、米酢
・チョコレート、カカオ

などですね。

発芽玄米、色のついた野菜、発酵食品
覚えやすいですし、身近な食品ばかりでうれしいですね。

   🍫   🍫   🍫

それから、体内でGABAの合成を増やすためにも、
ぜひビタミンB6を一緒に摂ってください。
・にんにく
・ピスタチオ
・ドライトマト
・玄米
・バジル
・マグロやカツオなどの青魚


GABAは、水に溶けやすいので、
過剰に摂っても体の外に排出されるので心配はありません。

   🍫   🍫   🍫

自律神経を治したら更年期の症状がなくなった、っていうくらい、
自律神経の調節不良と更年期の症状って似ているんですよね。

原因がわかれば、対処もできます。
ホットフラッシュ
ブレインフォグ
イライラ
冷え
不眠
頭痛

症状は人それぞれですが、
エストロゲンの減少からはじまり、
脳内の視床下部の混乱、
コントロール不能からの、
さまざまに引き起こされる症状。

理由がわかれば、落ち着いて考えられますよね。
そっか、そっか。無理なもんは無理だよね。
頑張らなくていいよ。
ほかから補うからね、って自分の体に言ってあげたくなりますよね。
年齢を重ねて見えてくるもの、たくさんありますね。

   🍫   🍫   🍫

まとめ

・GABAは、アミノ酸の一種。
・神経伝達物質。
・更年期の仕組みに伴って、GABAは減る。
・GABAは加齢に伴い、女性は特に減る。
・GABAが減ると、イライラ、不眠、やる気の低減などの症状が起こる
・GABAは食品から手軽に摂れる。
・GABAは水に溶けるので過剰摂取の心配はいらない。
ですね。

GABAを含む食品を積極的に摂ってイライラをニコニコに!
不眠はぐっすりに!!
やる気は倍増で!!!

笑って過ごしましょう。
からだと気持ちが軽くなれば生きていくのは、楽しいことばかり

   🍫   🍫   🍫

お読みいただき誠にありがとうございました。

🌸更年期は
🌸自分をいたわる気持ちを最優先してほしい
🌸更年期を感じたら
🌸身体が変わってきているサインです

🍅食生活
🍅ストレス軽減
🍅睡眠
🍅運動
どれも大切です!!

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