犯罪(非行)心理学を読んだ❷
犯罪についてめ、何が善だか悪だか見境がつかないのも、現代の特徴にも思える。
政治的には、カネが問題になっているが、昔なら内閣解散であるが、それでも続けられる時代になっているのだ。
上流から下流に風紀が伝えられる…云々の古典ではないが、その感覚すらないようだ。
また、善悪融合というか、幼いころに悪さをしていれば、大きくなればしなくなる…などあったが、いまは「終わらない思春期やモラトリアム」以上のものがある。
世の中において、ある種の問題はカラクリによって発動されることもあるし、生存戦略のために、問題にしている場合もある。
疾病利得などが、それだ。
このまえ、他責思考はよくないとあったが、弱者の苦しみや叫び声なら分かるが、他責思考を使って世の中を渡る存在も、居る可能性は十分ある。
患者に、全てのモラルを預けてしまうのが、いけないのはそこにある。
患者の利益を考えるのが、治療者の仕事ではあるが。