思考と今を感じることのバランスが自然体に必要
人間らしい自然、自然体って?
あなたにとって自然体とはなんですか?また、人間にとっての自然体とは何でしょうか?
僕が自然体について考えるようになったきっかけは武術家の甲野先生の言葉がきっかけです。
僕自身も空手をやっていて武術が身近にあるということもあり、凄く突き刺ささりました。
しかし、武道ではよく自然体という言葉をつかいます。
しぜん‐たい【自然体】 の解説
1 剣道などで、両足をわずかに前後または左右に開き、無理のない形で立った姿勢。
2 気負いのない、自然な態度。
自然体という言葉を使わずに自然と使っているのは何故かと思いました。おそらく一般的に使われている自然体ということを言いたいわけでないのでは?と思いました。
自然について調べてみた
引用:百科事典マイペディア
自然ということばは中国に由来することばで,最初に現れるのは《老子》である。自然とは,猛然とか欣然のようにある状態を表すことばであり,存在を示す名詞ではない。自然とは自分に関しても万物についても人為の加わらない状態,おのずからある状態を意味している。
なるほど!
おのずからある状態とのことです。
「自ず」は自分の自ではなく、自然の自ということがわかりました。
ということは、意識しえ無理のない形に立った姿勢にしたり、意識して気負いのない、自然な態度にすることではないということではないのか?
無意識に自動的に無理のない姿勢であったり、気負いのない状態になるようになるということだと思います。
その状態になるように武術の稽古、身体感覚を通じて目指しているのではないかと考えました。
ただし、思考し考える人間にはそれが難しいと僕は思います。
だから、人間はコンディショニングやワークアウト、修行したりしてそれを表現しようと精進しているんだと感じます。
考えるな感じろ
「考えるな感じろ」というブルースリーの名言があったりするわけだし、「今ここ」を大切にするマインドフルネスというものがあり過剰に思考に頼らないための技術もあります。
思考と今を感じることのバランスがとれている時が人間らしい自然、本来の自然体ではないかと強く思いました。
自然体には程よい緊張
僕にとって自然体は「程よい緊張」=快適な状態=パフォーマンスが良い状態です。
程よい緊張について詳しくはこちらの記事て書いています。
空手やコンディショニングを通じて程よい無意識に無理ない姿勢、気負わない態度になるように修行を続けた結果、自分そして周りの役にたてればと思います。
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