10/10 『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』を読んだ
初めて読む作家。手に取ったきっかけは、店頭に並んでいたシリーズ当時最新刊の『ステイホームは江戸で』という副題を見て、思わず笑っちゃったから。ズルすぎるだろ! 万が一ウィルス持ち込んじゃったらヤバすぎるし。それで気になり、あらすじを見たら面白そうだったので1巻目を購入の運びとなった。
タイムスリップではなく江戸と現代を自在に行き来できるという設定だが、その行き来するときの描写がとても良かった。階段を上がり続け、家の外観からしたら有り得ない空間を通ることで時間の壁を跨ぐ。時間の歪