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2022年7月の記事一覧

7/27 『「文」とは何か 愉しい日本語文法のはなし』を読んだ

数年前に購入し、数年かけて読んだ。より正確に言うなら、途中で中断・放置・内容忘れたのでまた最初から読み直すなどしているので、ギュッとすれば数ヶ月くらいにはなると思う。しかし新書1冊読むのに数ヶ月はかかりすぎだなあ。橋本先生の本は以前『日本語の謎を解く―最新言語学Q&A―』を比較的サクサク読めたのでこれもいけるかなと思って買っていたと思うのだが、やはり文法は難しかった。 ただ第八章に関しては、紹介されている『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』を、これまた数年かけて読んでいた

7/20 『激変 目まぐるしく動いた30代のこと』を読んだ

くりぃむしちゅー上田晋也によるエッセイ本第2弾。まさか2冊目が出るとは、とちょっと驚く。1冊目はちょっとした節目として出したようなものかと思っていたので。50代になって執筆活動に興味が出てきたのかしら。 30代という、前作よりも昔のエピソードを綴っているからか、冒頭に回想へと入るための枕というか、導入の一節みたいなのが入っていて、なんかドリフのコントの導入みたいになっていた。それ以外は基本的に前作と変わらず、ネタ交じりのエピソードトーク集で、同じく愉快に読んだ。いや、前作より

7/18 『PSYCHO-PASS サイコパス 3〈A〉』を読んだ

とうとう現行最新時系列のノベライズに到達した。これが全3巻でその後劇場版第3作目のノベライズを毎月ごとに読むとなると、11月には最前線へ追いついてしまうことになる。その頃には4期の話が出てきているとタイミングぴったりで嬉しいのだが。 前回の劇場版第2作目からおよそ3年ほど経ったということで、新たなる面子のもと新たな局面を迎える公安局刑事課一係。しかし3年とは考えてみると結構長い。キャラクターも刷新されるわけだ。とりわけ第一章では新主人公である監視官2人について多く描写が割かれ

7/9 『掟上今日子の忍法帖』を読んだ

掟上今日子、ニューヨークに立つ。しかしどうした理由で降り立ったんだったか記憶が曖昧だったが、前巻のホワイト・ホースによる襲撃を受けてのことだったか。事務所が爆破されたってのもなんとなく覚えがある……それらがすべてヤクスケ・カクシダテのせいってことになっているのは覚えがないが、納得感だけはある。いやていうか今日子さんの世界的重要性が巻を追うごとにどんどん上がってはいるが、それを上回る勢いで厄介くんの世界的脅威性が跳ね上がっていってるな? 「『忘却探偵』シリーズは西尾維新作品イチ