10/24 『世間とズレちゃうのはしょうがない』を読んだ
面白かった。
伊集院光と養老孟司による対談エッセイ。互いに全く異なる道を異なるやり方で歩んできた二人だと思うが、師弟問答のように、あるいは親子問答のように軽快に響き合っている。自分たちの生き方について語るなんて、そこそこしんどいだろうに。ある程度年齢が行ってるからだろうか。
伊集院さんの話はふだんラジオでよく聞いてることもあり割とスッと入ってくるので、半ば一体化しつつ養老さんの回答に耳を傾ける感じで読んでいた。「モノとは対象を五感のすべてで捉えられるものを言う」という考え方は