【サンプル公開】艦船模型スペシャルNo.94
艦船模型スペシャルNo.94では甲板上の搭載物に着目し、それらを用いた作品の魅力や効果的な使用方法などを徹底解説。
特集:甲板上に紡ぐ物語
目次です。気になる記事は見つかりましたか?
甲板上の搭載物で最も馴染み深いのが艦載機でしょう。多種多様な航空機が所狭しと並び、発艦を待つ姿は艦船模型の定番とも言えます。また、整備兵やパイロットなどのフィギュアをはじめ、クレーン車や牽引車といった甲板作業車も、作品の魅力を高める名脇役です。飛行甲板は物語を紡ぐ格好のキャンパスなのです。まずは航空母艦における搭載物の魅力に迫ります。
トランぺッター 1/350 アメリカ海軍航空母艦CV-8「ホーネット」では、1942年4月のドーリットル空襲に向けB-25Bを16機搭載した場面を製作。短命に終わった「ホーネット」の、一世一代の大仕事である日本本土空襲を洋上ジオラマに仕立てます。
全通甲板を装備した世界初の空母「アーガス」も登場。AJMモデルズ1/700 イギリス海軍航空母艦「アーガスⅠ49」1918では、飛行甲板をベースに見立て、コミカルな情景を製作。暴走するソッピース・キャメルと、それを受けパニックに陥った船員というカートゥーンのようなドタバタな一幕をお楽しみください。
二式大艇の修理・整備に特化した水上機母艦「秋津洲」では、別売ディテールアップパーツを用いてフルディテールアップ。カッターや木箱といった小物類の効果的な使用方法を解説。二式大艇の製作ポイントも見逃せません。
F-35Bの運用を見据えた第一次改修により空母化された「かが」も登場。ハセガワのキットを改修し、米海軍揚陸艦を彷彿とさせる艦首形状を再現します。一足お先に第一次改修後の「かが」をお楽しみください。
少々大きなスケールではありますが、こちらも甲板上を彩る搭載物といえます。フジミ 1/70 護衛艦こんごう型54口径127㎜速射砲では、周辺の甲板をスクラッチ。攻撃の瞬間を切り取った迫力のジオラマ作品をお届けします。
続くニューキットレビューでは話題のキットが多数登場。
ポントスモデルが満を持してリリースした大ボリュームキット ポントスモデル 1/700 日本海軍 戦艦「大和」就役時仕様を徹底レビュー。エッチングパーツが大量にセットされた超精密キットの全容を是非誌面でご確認ください。
各社共通の装備品パーツ(X・Wランナー)に代わり、独自開発の艤装パーツを追加することでリニューアルを図ったアオシマの1/700ウォーターラインシリーズより、「秋月」「冬月」「陽炎」が登場。それに合わせ、従来品の装備品セットで製作した「宵月」も用意。従来版と更新版を比較し、アオシマ更新版艤装パーツの実力を測ります。
このほかにも多数の作例や人気連載記事をお届け。艦船模型スペシャルNo.94は11月15日発売。A4判136ページ、税込2,090円。お買い求めは全国の書店、模型店、または通販サイトで。
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