思考と脳と健康、そしてハッピーについて
幸せなイメージとともに
こんにちは! COCOPOIスタッフMAKIです。
唐突ですが、
「楽しい」とイメージするときにどんな感覚になりますか?
わたしは「楽しい」とは、
まず、それらが幸福感のひとつじゃないかなと考えています。
たとえば、健康な人は不健康な人より幸福だし、
幸福な人は、不幸な人より健康だったりします。
つまり、ハッピー!ということは、
いつも幸せなイメージとともにいてその思いを抱いているんですね。
なぜこのようなことを書いているかというと
楽しい、ハッピー!と感じること、
それらは、わたしは人間しかできないとても高度で複雑な能力。
この感覚こそが、脳の中でさまざまな化学的な変化を引き起こして、
やがて、身体の生理機能に絶大な効果をもたらしてくれるのです。
なので、その自然のいとなみと共にいることは
生まれてくる思考や感情に惑わされず自分の状態にくつろぐことができます。
自分自身にくつろぐ、安堵する
世界で起こることすべてを信じて委ねることができます。
逆を考えてみましょう。
たとえば、悲しみや憂鬱感。
これらは、わたしのココロを弱くするばかりでなく
生理機能に有害な影響を及ぼします。
思考の働きの中で発生する脳内物質。
(ここでは難しいことは避けますが)
それらは「神経伝達物質」とも呼ばれていますよね。
身体中にさまざまな種類の神経伝達物質が存在していて
その総数はおよそ1400種類以上であるといわれています。
みなさんもご存知の、ドーパミン、アドレナリン、セロトニン
GABAなど、少なくとも30種類が
脳組織内に存在すること、ひとつの神経細胞に
1~3種類の神経伝達物質を含んでいることがわかっています。
そして、驚くことにそれらの作用の強さ、種類のわりあい、
伝達スピードなどは
人それぞれの思考の仕方によって神経伝達物質の比率も
全く違うことが科学的に確認されているんです。
ここまで大丈夫でしょうか?
ただ、自分の都合のいいようにイメージすればいい
めちゃめちゃ簡単なイメージで言うと
糸電話を使った伝言ゲームに例えられるかも知れません。
思考が、「神経伝達物質」という糸電話を通して
「神経」にメッセージを伝えている
そんな感じで自動的に働いているんですね。
さて、そんな思考ですが
わたしたちは、脳の中で反応を科学的に分析することは難しくても
思考を通じて、それをコントロールすることは可能です。
なぜなら、意識のコントロール下にあるからです。
つまり、わたしたちが言う「考える」とは、
脳の科学作用をうまく使って自分の都合のいいように
うながすことにもつながって行くんですね。
この作用は、ホルモン分泌に影響を与え、
身体の隅々にまで、そのメッセージを運びます。
わかりやすく、思考によるカラダの変化や
ネガティブな思考を簡単に解説しますね。
脳における化学作用とは?
なんでわかってくれないのー!キーッ!!!!
嫌い嫌い嫌い!あっちいけー!
こわいよ、こわいよ、もうヤダ何もできないよ…
っていうとき、みなさんもありますよね?
このとき、肩や脇に力が入り、胸のあたりがギュッとこわばり
喉が渇き口元は下がって、頬は硬く
お腹や手足が冷えているかと思います。
あたりまえのように聞こえるかも知れませんが
これら、ご自身の中で湧き上がった怒りや敵意、不安という思考は、
体調にそのような変化を引き起こす化学変化を生じさせているんですね。
つまり、激しく乱された「思考や感情」は
脳における化学作用をゆがめてしまい
臓器や心臓、免疫力、自律神経の乱れなども引き起こしてしまいます。
そして、これらは日々、少しづつ蓄積されて
それぞれの体内で、ずっとメッセージ交換をしているということです。
いっぽうで
愛や平和、安らぎ、友情、寛容、親密感、つながり
これでいいという満たされた思考など
「ハッピー!と感じるすべて」も
脳内で神経伝達物質やホルモンの分泌をうながし
それぞれに相応した反応を生み出します。
こうした、幸福な思考によるカラダの変化は
神経伝達物質によって身体各所に伝えられ、
リラックスしたり、臓器をあたためて
血流を良くしたり、腸内環境を整え
呼吸が深くなり、睡眠の質が上がる
その結果、
ポジティブな行動やアイデアを促して
肉体とココロを健康な状態へと導いてくれているんですね。
いますぐ幸せものになりたい
「思考と脳のつながりがカラダの司っているのはわかった
じゃあ、どうしたらいい?」
と考えると
身体の自動システムが、ネガティブな思考によってダメージを受けるなら
幸福でポジティブな思考は、この逆方向に発揮することによって
わたしたちの健康維持を応援してくれないわけがありません。
ですから、子供のように屈託なく、
ただ何かに集中しているだけで幸せになれる人って
ある意味、とっても健康でそれだけで幸せものといえるんですよね。
だから、いつも楽しいし、
さらに、日々の楽しみにフォーカスして生きるのがデフォルトになっています。
ですが、多忙な中でシンプルにそうはいかないもの。
だったら、理想の現実をコントロールする
「ココロのしくみ」を活用するのが一番です!
実をいえば、COCOPOIのお問合せの中でかなりの数をしめるご質問が
“ココロと肉体的な問題”についてです。
ひとことで説明できる内容ではありませんが
今回のコラムがそのメッセージを含めているかと思っています。
普段、何気ない状態で考えたり、ふと思っていることは、
思考の管理下でもありながら
実は、自分自身で侵蝕している可能性もあるのです。
こうして考えると、「思考」と向き合うことは
幸せな健康への近道といえるかも知れませんね。
そのためのスキルを持つことは、望む未来を生きることに
大切なツールのひとつだと思いませんか?
近いうちに、みなさんへわかちあいたいと考えているところです。