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そこに「理由」は存在しないことをうっすら感じている人へ
こんにちは、セラピスト心月です。
今回はセルフコンパッションについてお届けします。
セルフコンパッションの基礎についてはこちらの記事をご参照ください。
「で。なんとなくわかったけど、それでその先どうなるの?」
と疑問を持たれている方へつづきをお伝えしますね。
■改めて、コンパッションとは何か?
現在、セルフコンパッションのお話は、日本でもすでに浸透してきましたね。
個人の時代というのは何年も前からやってきていますし、よりパーソナルで、カジュアルな心理スキルがどんどん増えてゆくとボクは想像しています。
不安や悩みがあるとき、専門のカウンセリングに頼る前に、パートナーや、友人、お子さんやご両親など、身近な人たちと共にメンタリティについて語り合う機会が、今よりもっとオープンになっていくといいですよね。
■コンパッションとは感謝の感情
《自分を大切にする》シンプルに言えば、ただこれだけのことなのに、学校ではなかなか教えてくれそうもありません。
だから、これをお読みのあなたや、コンパッションが得意な人、出来る人、知っている人が、そうでない人をフォローしてあげるだけでいいとボクは考えるのです。
そして嘘のように聞こえるかもしれませんが、人間関係に対する不安も、お金に対する不安も、コンパッションのスキルを知った後では全然ちがいます。
もちろん、不情緒がなくなることはないので、不安も多少なりとはあるけれど、“自分を大切にすることを諦めない”と心に決めると、なんだか全ての不安がちっぽけに見えてくるもの。
このとき人は、これが《自分自身への感謝》だな、と確認するのです。
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■あなたは、誰かに心から感謝し涙が出たことはありますか?
感謝が溢れ、どうしようもなくなり、気持ちが膨らむ感じ、言葉では伝えられず もどかしい、でも、幸せとは少し違うまた、別の感覚。
《自分自身への感謝》がわかりづらい人は、この感覚を思い出してみてください。
本当に感謝を感じたときというのは世界が一瞬、止まる気がします。
それは“永遠”とも言えるような時の流れで、すべてが「今ここ」に集約され、言葉がとまり、思考がとまり、ただここに「在る」という状態になる。
感謝というのは平面的には感じられません。必ず奥行があるのです。
なぜなら、心からの感謝を感じる時には“必ずそれとは別の想い”もたくさん混在しているからです。
ごめんなさいの気持ち
ありがとうの気持ち
甘えたい気持ち
嬉しい気持ち
情けない気持ち
淋しい気持ち
たくさんの気持ちが一緒になって手をつなぎ、統合されたときの感覚が
《感謝の感情》。
これは、普通に口にする「ありがとう」とはまったく別格のものです。
それこそ悩むことがもったいなくなるくらいの時を与えてくれるのが感謝の感情なのです。
この感謝を、自分自身に感じる。
「色々なことがあったけれど、わたし、ありがとう。」って。
そう心から思えるとき、きっと自分に対して色々な気持ちが動くと思うのです。
いつもがんばってるね、ありがとう。
大変だったね、おつかれさま。
よくやったね、すごい!あれはちょっとダメだったね、ドンマイ。
これからはこういうことしようね! きっと大丈夫だよ。
教えてくれてありがとう。
と。
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■「ありがとう」 が還ってくるイメージ
これはとても肯定的な感じがしますが、本質的にはニュートラルです。
いいも悪いもすべて含まれてセルフコンパッションは生まれるからです。
そういう風に考えると、ボクたちが自分を大切にすることを諦めたとき、つまり「自分への感謝を諦めたとき」に、現実が「うまくいかない」と見えてくるのです。
自分自身へ常に感謝することが、結局、ありのままの自分を受け入れることに繋がり、良いも悪いも「そのまま、このまま」にしておける強さであったり、心を開いて「何を感じてもいいよ」と自分に言えることだったり・・・
そういうものにも 繋がっていくのがわかるかと思います。
そう考えたら、これらは一般的な自己啓発で言われていること、でもありますよね。
つまるところ、セルフコンパッションや自分への感謝とは普遍的なスキルであることの証拠ではないでしょうか。
繰り返しになりますが、シンプルに「自分への感謝を忘れない」 気持ちだけでOKです。
そして、そうすればそうするほど現実には「自分を信じるチカラ」がそのまま還ってきます。
仕事に対して放った感謝はそのまま仕事を通して自分に還ってくる。
それは「お金」だったり「運やチャンス」だったり「自己表現」や「人脈・ご縁」それらを通して自分が放った感謝が還ってくる。
人間関係も一緒だと、言えます。
相手に対してでもなく、自分に対してでもなく「その関係性、その関係そのものに対して」大切にする心。尊敬の念、感謝の気持ち。
それらを、放つ。解き放つ。
注ぐ。心を込める。
そうすると、驚くくらい恩恵がそのまま還ってきます。
関係性(環境)から「ありがとう」 が還ってくるイメージですね。
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■〇〇に対して「そのもの」に与える
ボクの表現は、ややスピリチュアルな法則に聞こえるかもしれません。
与えたものが還ってくる、という言葉があるように、同じような感じがするかも知れません。
でも、相手に与える前に、自分に与える前に、「そのもの」に与える。
その時間、その場のエネルギー「そのもの」に与える。そのような感じでイメージしてみるとわかりやすいでしょうか。
そうすればするほど自分に対する自尊心に触れることが出来ます。
自分の中に 既にある愛の根源のような、全てのエネルギー源となるような
あたたかい感覚、ゾーンに入り込むことが出来る。
そのとき、
“すべての不安や恐れは幻想だった”
とわかることでしょう。
そして本当の自己存在に出逢います。
それに繋がったとき (本質的な自分を発見したとき、気づいたとき、 思い出したとき)に自分の内側がパワーをくれます。
それについて語っているとき、人の身体は熱くなり、人はもっともっと語りたいと内側から思います。
もはや、そこに「思考」や「概念」や「理由」は存在しません。
本当は誰も、この事実をうっすら感じているはず。
「わたしは〇〇である」「そうありたい」ことに何一つ理由も言い訳も、
正当性も必要ないのです。なぜなら、
“わたしは唯一無二の輝ける存在”だから。
「こういう自分が好き」
「わたしの人生はこれが良い」
「わたしはこう在りたい」
ゆっくりでいいので内部に届けるように語りかけてあげてください。
きっといろんなことがうまく回り出しますよ!
■ココロのしくみを人生にもっと活かしたい
ボクたちが運営する「COCOPOIROOM」では、日常的に活用できる意識のヒミツをときほぐしたり、その気づきのシェアを紹介したり
専門的なワークをしたりと多面的なアプローチを行っています。
これらを通して自分を知り“もっとワクワクして生きるためのココロのポイント”を忘れないようにして欲しいなと思っているからです。
「ココロの領域に興味があるけれど、なにからはじめていいのかわからない」という人も継続できるよう、メールマガジンというスタイルで発信を続けています。
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ココロのしくみを基礎から学んで、ボクと一緒に世界を広げて行きませんか?ご興味のある方は遊びにいらしてくださいね。
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