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こどもは静寂で親の意識を鷲掴みにする(知ってると在宅親ワーカーに😂って顔されるコト)

あーなるほど在宅ワークが大変なのではなくて
子供の成長についていくのに一生懸命だったのか。

現在、在宅ワークは続いています。
大きな変化があったのは6月になって保育園に通える日ができました。

そこで「ふうっ」となったのでメモとして残します。

はっきり言って子供と一緒にいることは苦痛ではありません。
人間なのでイラッとしたりしますが、控えめに言ってめちゃ楽しいです。
だけど子供がそこにいるだけで、なんだかいつもより大変なのです。
なんでだろうか?

3歳をすぎると、あれ何?これ何?と聞いてくるわけではなくて(聞いてくるのはわかりやすい)、あれなんだろうこれなんだろうと勝手に想像したり・動いてしまうものです。

当たり前ですが、そこにはまだルールはありません。

ビデオ会議をやっていれば、画面に知らないおじさん達が喋っていて
自分の父親が耳に何かを突っ込んで画面に向かって喋っている。

「なにをしているんだろう?」と近寄ってみると
「ごめんねちょっと向こうに行ってくれるかな?」とか言われたりする。

このひとことによって、ただの会議が”近寄ってはいけない秘密の会合場所”に仕上がってしまう。大人の秘密基地発見。

それが楽しくて楽しくてしょうがない。

そしたら、楽しくなって、何やってるの?誰?
こんなの作ったんだけどー(チラッ

と偵察にやってくる。

それを分かっているから
この時間にこもってしまうときっと話しにくるだろうな
とか
来ないと、今何やってんだろう
とか
そういうことに頭の奥の方にある部分が使われていく。

こどもの興味に興味が出てしまう。
こどもの興味がない理由に興味が湧いてしまう。

だから親は知らず知らずに疲弊するんだと思います。

1時間の作業は、中断する状況がでたり、脳内リソースをくわれてたりすると、当然2時間・3時間にのびます。ただ、そういうことは全体の10%くらいで、自分が集中していると思っていても全然集中していないというのが大きかったりするのです。

何で仕事の進みが悪いんだろうと振り返ると
子供のことに、自分が興味を持っているからです。

子供が静かな時もあります。

寝てるとき。
おやつをもしゃもしゃと頬張っているいるとき。
好きなアニメを見ているとき。

これはわかりやすいですね。

描きたい・作りたいにぎゅっと没頭しているとき。
ごろごろしながら天井を見つめているとき。
さなぎになって動かないはずの虫かごをじーーーーーっと眺めているとき。

これは、すごい集中力なんですよ。なんでゾーンに入っているかは聞かないとわかりません。

こういう見えない興味のベクトルに大人も引っ張られてしまうのです。
というか鷲掴みです。

どうしてもはずせない打ち合わせやプレゼンをしている時に
大好きな映画をみてもらって静かにしててくれたとしても
あまりにも静かすぎて、 
映画を見てる時に、眠くなっちゃって、そのまま寝ちゃって、ソファーからずるずると落ちて、変な方向に首が曲がってないだろうか?

チョキチョキとハサミの音がする時に、ふとした瞬間に、床や絨毯も切れるかも?と思って、ザクザクとやりはじめないだろうか?

この、そんなことはしないだろうと思うけどシリーズが、発生することは多々あります。

実際、ごはんを食べながら眠ってしまったり(かわいい)、おトイレがはみ出たのをふいたびしょびしょのティッシュが隠されていたり(あと一歩)するんです。

日常のもしかして?の妄想が0.1秒でものすごいスピードで広がって色々なことを考えてしまうのです。

脳みその電力みたいなものが一気にピークに達し、他の部分への供給が追いつかない。

自分の仕事をすることと子供の興味を引いて時間をつくることは、やることを直列にして超高速で回転させていけば問題ないと思っていましたが、どちらかというと脳みそとしては並列で動いていたのです。

■直列集中型(100%で時間短縮)
仕事集中 → こどもの興味つくる → 作業にもどる → ご飯つくる → お絵かき準備 → 仕事 → お絵かき評価 → 仕事 ・・・
■並列分散型(10%で同時進行)
仕事しながらこどもの様子をうかがいながらお昼ごはんのこと考えながら冷蔵庫の中を考えながら洗濯機の終わる時間を考えながら

これがこどもの方向に、無意識に、めちゃくちゃひっぱられます。
こどもは目が離せないの正体は、物理的にではなく心理的に、想像力的にも離れない。
たぶんそういう生き物なんだと思います。

だから、小さいお子さんがいる人、先生みたいに対峙している人をみたら
頭のなかのアプリがたくさん起動しているんだろうなと、想像することにしました。

以上。

だからいつもより大変なんだな。あーすっきりした。

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