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moctecoの3ヵ月。プログラムの流れをまとめました!

興味あるけど、できるかな?っと思っている高校・専門・大学生へmoctecoの流れを解説

 第5期の募集も残り数日となりました!SNS等に流れてきて「興味あるけど、自分にできるかなー」っと悩んでいる高校・専門・大学・大学院生のみなさんに、moctecoの3ヵ月をイメージしてもらうために、プログラムの流れをできる限り書き出しました。
プレエントリーに進むか、判断材料になったら嬉しいです。

1.プレエントリー。moctecoの1歩目(~7月29日)

 moctecoは、プレエントリーという名の『面談』に申し込むことから始まります。取り組む事業はこの段階で固まってなくってもOKで、これまで経験してきたことや、今感じている問題意識、起業・創業に興味を持った理由など、思いの丈を送って下さい。
 書いてもらった内容に合うコーディネーターが面談を担当して、1時間ほど何がカタチになると良いか、事業プランをディスカッションします。
 moctecoでは、心から「やってみたい!」と思える事業に挑戦することを大切にしているので、そう感じるところまでカタチにならなければ、今回はエントリーを見送っても大丈夫です。

オンラインまたはオフラインでお話聞かせて下さい。

2.エントリーへ(8月1日~30日)

 面談を通じて、「やりたい!」と思える事業が固まればエントリーに進みます。3ヵ月でどこまでカタチにできるか、可能な限り書き出して事業の解像度を上げていきます。
 エントリーに進むと合否判定が一応ありますが、合格はあっても、不合格ということは無く、必ず「●●をもう少し詳しくしよう」「××という視点もあるのでは?」とコーディネーターから質問やアドバイスが返ってきます。そこをブラッシュアップしながら、実行できるラインまで磨ければmocteco生としてご一緒していくことになります。

3.顔合わせ会(8月31日)

 札幌に集まれるメンバーとコーディネーターで顔合わせ会を行います。コロナの状況にもよりますが、単純に食事をすることが多いです(笑)ここで、他のmocteco生との出会いがあって、担当以外のコーディネーターとも出会います。どんな人達がどんな想いで参加しているかを知ってもらえたらと思います。

mocteco生どうしでディスカッションする様子。

4.kick off(9月22日)

 kick offでは、初めて外部の人に自分のチャレンジしたい内容を発表します。moctecoを全く知らない人たち…ではなく、moctecoを普段から応援してくれている社会人が多く参加しているので、アットホームな空間でプレゼンすることができます。
 毎年ここで「そのプランなら、ここに行ってみるといいよ」「××さんと引き合わせるよ!」っといろんな機会を紹介してもらうことがあります。この出会いで、プロジェクトが大きく進展することも珍しくありません。

木材について思いを語る1期生の様子。

5.合宿 mocteco day first / Second(10月・11月)

 10月と11月はmocteco合宿を開催します。ゲストハウスなどを貸し切って、1泊2日で事業を磨きます。プランとアクションを磨いて「次の合宿までに何を行動すると良いか」をディスカッションしながら洗い出します。
 事業を作っていく時は、周囲の人と話す中で想いを言葉にしたり、背中を押してくれたりする存在が、とても大切です。夜の時間の何気ない一言で事業がグッと前に進むこともしばしば。
 外部から起業経験のある講師や、コーディネーター、あとmocteco生どうしでも意見交換しあって、次のアクションを明確にしていきます。

ゲストハウスWAYAを借り切って、1泊2日の合宿の様子

6.日々の活動はslackで共有

 日々の活動はslackで共有しながら進行します。担当するコーディネーターによっては隔週でミーティングしたり、独自にルールを作って情報共有していくmocteco生もいます。日々のお互いの活動が見えることで「立ち止まっちゃいられない」っと前に進む力をもらえます。

7.mocteco demoday(12月10日)

 moctecoの集大成でもある成果発表会「demoday(デモデイ)」です。ここでは、自分が3か月間やってきたことを発表して、新たに仲間や応援者を募ることを目的にしています。
 moctecoファンディングという時間帯があって、自分のプランに資金提供してくれる人や、一緒に取り組もう!っと仲間を募集したりする時間があります。多い年では40~50万円の支援金が動く時があります。

demodayで発表する1期生。後に株式会社うめひかり を立ち上げた山本さん
「クラウドファンディングをスタートしたら、最高金額支援するよ!」と応援が。後に株式会社アンドシープを立ち上げて、支援も実現されました!

8.交流会mocmoc(翌年2月)

 demodayが終わってからは、moctecoから固定のサポートはなく、自分自身で繋がりを活かして進んでいくフェーズに移ります。もちろん希望すればいつでも相談を受け付けます。
 そして翌年2月に「その後の3ヵ月」を発表するmocmoc(モクモク)というイベントがあります。こちらでは食事をしながら、自分の足で進めてきた3ヵ月の成果を発表してもらいます。お互いの近況を発表するようなアットフォームな場になっています。

2021はコロナ禍だったので、第1部を「YouTube Live」と第2部「SpatialChat」を使って、オンラインで開催しました!

最後に

 以上が、mocteco3ヵ月の流れです。
 moctecoは起業やスタートアップ、イノベーター育成などを目的としたプログラムではなく、自分の興味や関心を社会と繋げる、教育・支援を中心に設計されたプログラムです。
 
 moctecoでは、ゼロをイチにしていくプロセスにトライしながら、例えばその後スタートアップに関心が偏れば、STARTUP CITY SAPPOROのプログラムに進んだり、イノベーター(社会変革)に興味が向けば、MAKERS UNIVERSITYなど、他の専門プログラムに進む後押しができればと思っています。

 最初の一歩はプレエントリーへ。今、抱えている感覚を言葉にして、ぶつけてもらえると嬉しいです。みなさんとお会いできること、楽しみにしています!

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