最強にキレもの過ぎる新鋭&最強ラッパーDaBaby!
DUA LIPAさんについての記事を書く上で、現在ビルボード3位、DUA LUPA とLevatatingでコラボしているDaBaby。91年生まれの新鋭ラッパーなのですが、調べてみたら戦略家でありビジネス猛者である彼のキレ具合が物凄かったので、紹介させて頂きます!
シンプルでキャッチーなビートと、言葉数多くも聞き取りやすいフローで人気のDA BABY。DAはスラングでTHEを意味しており、「あの赤ちゃん」「愛しい人」という可愛くもキャッチーなネーミングです。
そんな彼の活動は2014年から。この短期間に物凄い速さでトップにのし上がった彼は、戦略と努力の天才でした。
地元から5年でパラマウントスタジオを貸し切るまでになった彼の一曲、まずお聴きください。
流石の規模感。それでは彼の歩んだ軌跡を見てみましょう!
彼は5歳の時から普通の仕事はしないと決めており、早くからどう稼ぐかを考えていたそうです。そんな彼に稼ぎ方を教えたのが彼のおじさんだそうで、彼はラッパーになる前から売人として大金を稼ぎ、ストリート・ビジネスで成功。21の時には会社を何台か持ちコンドミニアムに住む生活をしていたそう。
しかし、大麻と武器の所持で逮捕されたのを機にストリートに限界を感じ、車などを売ったお金でスタジオを作り、ラッパーになる決意をします。
当時彼は、 DaBabyではなくBABY JESUS。彼は早速出したミックステープとインスタグラム広告を活用して急速に認知を広め、街中に仲間とポスターを貼りまくるというクラシックな努力も続けて、活躍の場を広げていきます。
活動開始の2年後にはツアーも実現し、デフ・ジャムにいたアーノルド・テイラーに発掘されたことでDaBabyに改名、一気にメジャーシーンへと食い込んで行きます。
彼は自分の何が知名度をあげるか理解しており、オムツで街を歩いたりとネットで話題を呼びつつ、それをマーケティングとして音楽の宣伝として活用してゆきました。「普通10年かかるところを俺は4年でやった。正直地獄だった」と話すも、その先見の明から自身の道を切り開いてきたDaBaby。
その後数々のレコード会社の入札合戦を経て、ビリーアイリッシュなどもいるインタースコープレコードと契約。ファーストアルバム「BABY ON BABY」 がビルボード200でトップ10入りを果たします。その中の一曲がこちら。
タイトルになっているシュグは、2PACやSnoop Dogなど一世を築いたアーティストを囲うデス・ロウ・レコーズの創始者シュグ・ナイトのことで、本物のギャングです。歌詞では"I'm a young CEO , Suge"と、シュグのように若くして成り上がったぜ、と歌っています。毎年期待のラッパーが選出される企画 XXL Fresh man classの一人としても選ばれます。
2019年に発表したアルバム「Kirk」ビルボード1位、何とアルバム全曲がチャート入りします。凄まじいです。
2020年グラミー賞で最優秀ラップ賞、最優秀パフォーマンス賞を獲得。
同年「RockStar」がTikTokでバズるなどアメリカ・イギリスで1位を獲得。
キャリアの他にも彼の規格外のトラブルやエピソードは色々ありますので、興味ある方は是非調べてみてください。
いやぁ、実現する男DaBaby、これからも注目です!!