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マンチエスター出身の新鋭ラッパーAitchがクセになる、、
こんにちは!
洋楽をより身近に、豊かに聴いてもらえる情報を発信してゆきます、モッくんです。
今日はイギリスマンチェスター出身の新鋭ラッパー21歳、Aitch(エイチ)についてまとめてみたいと思います。
シンプルでヘビー&キャッチーなトラックに乗せるイギリス訛りの彼のラップスタイルが僕は好きです。
マンチェスター訛りというのは労働階級訛りのような位置付けがり、アンダードッグ的に(階級が下ながらもの力強さ)ビートルズがメジャーシーンで初めて"かっこいいもの"として認識させて以来(ビートルズはリバプールですがご近所)、ロック、パンクから今になってはラップシーンでもその存在は特異な形でカルチャーに影響しています。
彼がラップを始めたのは16,17くらいの頃だそうで、その後18の時の曲"Straight Rhymez"がスマッシュヒットし、UKグライム(UKガラージにヒップホップ、レゲエ、ドラムンベースなどの要素が混ざり合い、イギリス独自のハウスミュージックとして発展した音楽)シーンにて注目され、今やイギリスのラップKING、 STORMZYやエド・シーラントも共作を行うほどになっています。
ちなみに有名すぎると思いますが、STORMZYは最高です。
これで有名になり
こちらで不動に。世界で最もセクシーな男性1位にも選ばれた俳優イドリス・アルバが出ていたり、もう曲もMVもファッションもフローもかっこよくてヘビロテの時期は長かった。。。。
と、STORMZYに流れてしまいましたが、今回はAitchさん
若くもしっかりとした意思を持って来た人で
と、早くに名をなしながらも着実な努力を重ね作品を発表し続けています。
その彼の初めてのスマッシュヒットがこちら。
イギリス風情ある町に、まだあどけなさ残る彼からは才能を感じさせるサウンドが届きます。
ひとまずAitchやUK グライムに馴染み無い方に色々かっこいいもの聴いて欲しい!
と、彼の携わっている作品羅列
(↓エイトマイルのオマージュ)
↓これとかもうTHE UKらしく、自分だいぶハマってます。Yes, Garage
アメリカよりも人種の隔たりが少なく感じるイギリスですが、されど彼は白人としての世界のラップシーンにおける役割も感じているようで
俺みたいな白人ラッパーが活動しているのを見て、白人もラップをする、していいという意識を広められたらいいなと思う。ラップという音楽だけに限らず、人種でそれをわける必要はなく、人はそれぞれ違うんだから、黒人と白人という間での違いを見つけようとしたり、わけたりしなくてもいいと思う。ロックンロールも白人だけの音楽ではないし、白人が多い音楽である必要もない。あらゆるシーンやジャンルにおいて、そこで活動するミュージシャンがもっと幅広くなったらいいなと俺は思ってる。
と述べています。
しっかりとした芯と、努力の積み重ねがあるからこそ、早くの成功にも惑わされず突き進んでいけるんですね!
とりあえず色々、彼の曲、UK grimeも聴いてみてください!!!!!!!
彼の新EP"Polaris"はGucci ManeやDenzel Curryのプロデュースで知られる敏腕プロデューサーKenny Beatsも参加しており、下の曲はTravis Scottの“Sicko Mode”にも参加しグラミー賞ノミネート(しかも当時大学生)したプロデューサーTay Keithとの一曲です。
うん、ナイス。
今後も発展するUK独自の音楽と、その最先端を走るAitchから目が離せませんなぁ。。。!!
ありがとうございました:)🇬🇧(ロンドン行きたい)